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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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株式会社ビー・エイチ・エー(BHA)は10日、新ビデオコーデック「XVD」用のエンコーダ「XVDソフトウェアエンコーダ」を公開した。プログラムサイズは1.3MB。対応OSはWindows Me/2000/XP。 XVD(eXtended-play Video Disc)は、DigitalStream-USAの開発した独自コーデック。2時間のハイビジョン映像をDVD-R1枚分に圧縮できるという高圧縮率が特徴となっている。
今回公開されたのは、AVIファイルをXVDファイルにエンコードできるソフトウェアエンコーダ。β版のため、ユーザーサポートの対象外で、90日の使用期限が設けられている。なお、ダウンロードにはユーザー登録が必要となる。より高機能な製品版は夏ごろに公開される予定。 AVIファイルをXVDソフトウェアエンコーダのアイコンにドラッグ&ドロップするだけで、XVDへのエンコードが行なえる。アイコンをダブルクリックすると詳細設定画面が表示され、映像オプション/音声オプション/その他オプションの3つが用意されている。ここで、ビデオの解像度やオーディオビットレートの設定のほか、1Pass/2Passエンコード設定や、インタレース解除設定、キーフレーム間隔調整、VBRのビットレート配分設定などが行なえる。 エンコードしたXVDファイルは先日公開された「XVD Player」で再生可能。
編集部でPentium M 1.4GHz搭載のノートPCを利用して、720×480ドット/20秒のAVIファイル(Canopus DV Codec/73.8MB)を、XVDソフトウェアエンコーダのデフォルト設定(720×480ドット/700kbps)でエンコードしたところ、約4分30秒で終了し、ファイルサイズは2.38MBとなった。 なお、現在ソースファイルとして使用可能なのはAVIのみで、MPEGからの変換には対応しない。また、ソースのオーディオファイルがMP3の場合、正常にエンコードできないほか、DivXコーデックを利用したAVIファイルをエンコードする場合は、DivXのDirectShowフィルタの設定で「Overlay Extended Mode」をONにしなければならないなどの制限がある。 □BHAのホームページ (2003年6月11日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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