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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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日本ビクター株式会社は、聞きたい場所で手をたたくだけで、スピーカーの音場設定が行なえるAVアンプ「RX-ES1」を7月1日より発売する。価格は56,000円。 「スマート・サラウンド・セットアップ」と呼ばれる自動音場設定機能を搭載したAVアンプ。同機能は、聞きたい場所で手をたたくと、接続したスピーカーがマイク代わりに音を感知。フロントスピーカーとセンター/リアスピーカーとの距離差による波形の変化を比較分析し、センタースピーカーとリアスピーカーのディレイタイムと音量レベルを、自動設定する。同社では特許出願中としている。 また、PWM変調によるデジタルアンプ「DEUS(Digital Emotional Universal Sound)」を搭載する。最大出力は100W×5ch。 DEUSでは、デジタルアンプ内で生成されたデジタル信号とアナログ出力信号を、それぞれにフィードバックさせる「ハイブリッド・フィードバック」技術により、増幅回路や電源の変動で発生する音質阻害要因を排除。また、スピーカー端子の直前で音声信号をフィードバックすることにより、スピーカーのインピーダンスによる影響を減らし、駆動能力の向上や、スピーカーに対しフラットな周波数特性が得られるという。 デコード可能なサラウンドフォーマットは、ドルビーデジタル、DTS、AAC、ドルビープロロジック II。自然なホール音場を再現するという独自のDAP(デジタル・アコースティック・プロセッサ)も搭載している。好みのサブウーファ音量を1キーで選択できる「オーディオ・ポジション」機能を装備、FM/AMチューナも内蔵する。 入出力端子は、映像入力がD4端子×2、S映像端子×3、コンポジット×3、オーディオ入力端子が、同軸デジタル×1、光デジタル×2、アナログ5.1ch入力×1、アナログ音声入力×3を装備。オーディオ出力はアナログ音声出力×1、ヘッドフォン端子×1、プリアウト×1。ビクター製のAV機器と連携して、ワンタッチ操作が行なえる「AVコンピュリンク端子」も備える。 消費電力は115W。外形寸法は435×330.5×69mm(幅×奥行き×高さ)、重量は6.5kg。蓄光式のリモコンが付属する。 □日本ビクターのホームページ (2003年6月11日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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