オンキヨー、5.1chに拡張可能なDVDミニコンポ －オプションで3.1chスピーカーを用意

FR-SX7DV(D)

7月1日発売 標準価格： 　FR-SX7DV(D)/(Y)：90,000円 　FR-X7DV(S)：75,000円 　UWA-7：25,000円 連絡先：カスタマーセンター 　　　　　Tel.0570-01-8111

　オンキヨー株式会社は、5.1chに拡張可能なDVDミニコンポ「FR-SX7DV」を7月1日より発売する。スピーカーカラーの違いで2製品が用意され、価格は90,000円。スピーカーを省いたセンターユニット「FR-X7DV(S)」も75,000円で販売される。

FR-SX7DV(Y)

　DVDビデオ/MD、FM/AMチューナを内蔵した1BOXタイプのステレオミニコンポ。最大の特徴は、オプションの3.1chスピーカーシステム「UMA-7」を加えることで、5.1chサラウンドシステムを構築できること。UMA-7の発売日は「FR-SX7DV」と同じ7月1日で、価格は25,000円。

　DVD部は、DVDビデオや音楽CD、CD-R/RW(VCD/MP3/WMA/JPEG)の再生に対応。DVDのプログレッシブ出力に対応し、ドルビーデジタルやDTS、ドルビープロロジックII、AACのデコードをサポートしている。

　MD部はMDLP対応。「ハイスピードATRAC DSP」や全てのデジタル信号処理を24bitで行なう「24bitプロセッシング」により、録音/再生性能を向上させている。

　アンプは、100kHzを超える超高帯域まで再生可能な「WRAT(Wide Range Amplifier Technology)」で、4Ωまでの低インピーダンスに対応したディスクリート構成。最大出力は25W×2ch(4Ω)/22W×2ch(5Ω)、定格出力は17W×2ch(4Ω)/15W×2ch(5Ω)。

　Dolby Laboratoryの認定を取得しているという独自のバーチャルサラウンド機能「Theater-Dimensional」を搭載。また、Orchestra/Unplugged/Studio-Mix/TV Logic/Aｌｌ Ch Stereoなどのオリジナルサラウンドモードも装備している。

　入出力端子は、映像出力がD端子×1、S映像端子×1、コンポジット×1。音声出力がアナログ音声×1、3.1chプリアウト端子×1、光デジタル×1、ヘッドフォン出力。音声入力がアナログ×2、光デジタル×1。消費電力は65W。外形寸法は205×351×154mm(幅×奥行き×高さ)、重量は5.7kg(1台)。

　スピーカーは、バスレフ型で、12cmクロスコットンOMFウーファと、2.5cmソフトドームツィータの2ウェイ2スピーカー。定格インピーダンスは5Ω。定格周波数範囲は50Hz～35kHz、クロスオーバー周波数は7kHz。外形寸法は158×248×267mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約3.6kg(1台)。

UWA-7

　「UWA-7」は、「FR-SX7DV」の専用オプションとなる3.1chスピーカー。「FR-SX7DV」と接続するだけで簡単に5.1chシステムが構築できる。

　4chアンプ内蔵のウーファユニットに3つのサテライトスピーカーを組合わせた製品。サブウーファ部には、キャビネット下部にユニットを下向きに取り付け、音のスムーズな流れと反応速度を高めた「Jドライブ」方式を採用。キャビネットはMDFを採用、ユニットは16cm径OMFダイヤフラム×1。

　ウーファ部に3.1chアンプを搭載し、実用最大出力は20W×3ch(サテライト)+40W(サブウーファ)。サブウーファの再生周波数は30～150Hz、SN比は100dB。外形寸法は190×353×299mm(幅×奥行き×高さ)、重量は8.6kg。

　サテライトスピーカーは、キャビネットにMDF素材を採用。スピーカーは密閉型で、8cm径OMFダイヤフラムのフルレンジユニット×1。周波数特性は125Hz～25kHz、インピーダンスは6Ω。外形寸法は85×112×120mm(幅×奥行き×高さ)、重量は0.7kg(1台)。

□オンキヨーのホームページ
http://www.onkyo.co.jp/
□ニュースリリース
http://www2.onkyo.co.jp/what/news.nsf/view/fr-dvd

(2003年6月12日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]

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