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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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株式会社東芝は、DVD-RWの書き込みにも対応したDVD/HDDハイブリッドレコーダ「RD-XS31」を7月中旬に発売する。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は11万円前後の見込み。 RD-XS31は、2002年11月に発売した「RD-XS30」の後継機種。最大の変更点は、従来のDVD-RAMやDVD-Rに加え、DVD-RWへの書き込みに対応したこと。そのほかにも内蔵HDDの容量が、60GBから80GBに強化された。さらに、上位機種の「RD-XS40」と「RD-X3」に搭載していた、Ethernetを介した機能「ネットdeナビ機能」も装備し、機能上では「RD-XS40」と同等になった。
RD-XS31は、「ハードウェアの強化に主眼を置いた」(同社)としており、ソフトウェアについては「RD-XS40」から細かな変更点があるものの、大幅な変更・強化はされていない。 今回採用されたドライブは、自社開発のマルチドライブ。書き込み速度はDVD-RAMが2倍速、DVD-RとDVD-RWが等速となっている。なお、DVD-RWへの書き込みはビデオモードのみで、VRモードには対応しておらず、直接録画することもできない。同社ではDVD-RWの用途を「DVD-Rの試し焼き用として提案していきたい」としている。 読み込みについてはDVD-RAM同様、DVD-RWのVRモードも今回から正式サポートされた。他の録画機器でVRモードで録画したDVD-RWから、HDDへのデジタルダビングなども行なえる。 また、デザインもフロントパネルがシルバーから黒となり、操作ボタンが前面から上面に移された。外形寸法は430×357×78mm(幅×奥行き×高さ)、重量は5.5kgで、従来モデルより奥行きが7mm長くなり、重量が100g重くなった以外は、変更されていない。 「ネットdeナビ」は、Ethernetを介した機能。今回からMac OS Xに正式対応した。インターネットへのネットワーク接続や、パソコンとのダイレクト接続などに対応。パソコン上からiEPGを利用して録画予約したり、外出先のパソコンや携帯電話から電子メールによる録画予約ができる。メール予約では、日時指定に加え、Gコードでも指定可能。 さらに、パソコン上で、サムネイル付きでタイトルを一覧したり、パソコンのキーボードで直接、タイトルやチャプター名の変更や、ジャンルの設定ができる。加えて、本体では変更できない「番組説明」欄の書き換えにも対応している。 また、今回からEthernetを使った機能として、6月5日に発売されたEthernetを搭載した同社製BSデジタルテレビ「D4000シリーズ」との連携機能が追加された。 D4000シリーズを、6月30日以降に衛星ダウンロード予定のファームウェアにアップデートを行ない、7月中旬以降公開予定の設定を行なうと、BSデジタル放送(テレビのみ。データ/ラジオ非対応)のiEPG連動予約が可能となる。録画実行時にはRD-XS31からD4000の電源制御や、チャンネル切換などを自動で行なうめ、テレビ側に別途予約をする必要がない。ただし、テレビ側の番組表で予約録画をしてもRD-XS31側には予約設定されず、番組情報を引き継ぐこともできない。
□東芝のホームページ
(2003年6月16日) [AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]
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