アップル、新型iPod用の最新ファームウェア －再生性能やVBRサポート強化。USB 2.0をサポート

第3世代iPod

　アップルコンピュータ株式会社は20日、5月に発売された第3世代iPod用の最新ファームウェア「iPodソフトウェア2.0.1」を公開した。Mac OS X用とWindows Me/2000/XP用が用意され、プログラムサイズはMac版が30.2MB、Windows版が29.8MB。

　iPodソフトウェア2.0.1の追加機能は以下のとおり。なお、同ソフトウェアは、Dockコネクタ非搭載の第1/第2世代iPodでは利用できない。

• アジア言語のサポート向上
• On-The-Goプレイリスト機能の強化
• 再生パフォーマンスの向上
• MP3 VBRフォーマットの曲のサポート向上
• アーティストで並べ替えた際の問題を解消
• バックライト機能の向上
• アラームクロック機能の向上
• 左右チャンネルが入れ替わる問題を解消

　また、Windowsで使用する場合は、USB 2.0を利用した同期に対応するなどの機能強化が行なわれている。USB 2.0対応はWindows 2000/XPのみで、Windows Meはサポートしない。Windowsでの追加機能は以下のとおり。

• USB 2.0を使ったシンクロナイズ
• Audible.comのサポート
• 1台のコンピュータで複数台のiPodが利用可能に
• 接続時間の短縮化
• パフォーマンス全般が向上

□アップルのホームページ
http://www.apple.co.jp/
□製品情報(iPod)
http://www.apple.co.jp/ipod/
□ダウンロードページ
http://www.apple.co.jp/ipod/download/index.html
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(2003年6月20日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]

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