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東北パイオニア株式会社は1日、0.05mm厚の薄肉マグネシウム形成技術を活かしたスピーカー振動板を開発したと発表した。今秋から量産を開始し、カーステレオ用として市販、順次OEM用高音質スピーカー向けに採用を検討する。 発表されたのは、世界初となる厚さ0.05mmのマグネシウム製コーン型ツイータ。マグネシウム固有の欠点を薄板化と特殊熱間プレス成形技術により克服し、量産を可能にした。また、錆びやすいという欠点も薄膜防錆処理を施すことで解消、塩水噴霧中でも1カ月以上錆が発生しない。 低比重で減衰性能が高いマグネシウムは、アルミやチタンで発生する感度の低さや響きの癖などの問題を解消する素材として注目されていた。 しかし、薄板化するための圧延技術やプレス成形が非常に困難で、かつ錆びやすい特質を持つ。そのため、振動板として実用化されたのは今回がはじめて。
□東北パイオニアのホームページ (2003年7月1日) [AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]
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