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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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インタービデオジャパン株式会社は、DVDプレーヤーソフトの最新版「WinDVD5」を7月25日より発売する。低価格版の「WinDVD GOLD 5」と、新機能Audio Boosterなどを搭載した高機能版「WinDVD Platinum 5」が用意され、価格はGOLD 5が4,580円(アップグレード/乗り換え版3,580円)、Platinumが8,800円(同5,480円)。対応OSは、Windows 98 SE/Me/2000/XP。
従来製品からインターフェイスを一新し、オーディオの詳細設定が行なえる「Audio Booster」を備えた。さらに、Intelとの共同開発により、ノートPCで利用時にバッテリ駆動時間の向上が図られた。バッテリ駆動時間は、IntelのCentrinoモバイルテクノロジ搭載のノートで約40%向上し、その他のノートPCでも最大20%の駆動時間が伸びるという。 設定画面に「Mobile Technology」という項目が設けられ、Intel製CPUの省電力機能「SpeedStep」のバッテリモードで動作する。システムメモリをキャッシュとして利用し、DVDドライブの回転を抑えることで、バッテリの消費を低減する。キャッシュ容量は、最大サイズ/平均/最小の3段階が選択できる。
また、Pentium 4のHyper-Threading Technologyに対応し、最大20%のパフォーマンスアップが可能となり、複数アプリケーション操作時のDVD視聴の安定性が向上したという。 VR記録のDVD-RAM/DVD-RWの再生に対応。そのほかにも4:3の映像を16:9のワイドディスプレイに表示する際に、中央の画像をそのままに、左右端を拡張してワイド画面表示する「スマートストレッチ」を搭載。同機能では、16:9から4:3の変換も可能となっている。また、新機能としてキャプチャした静止画の壁紙保存や、メール送信がWinDVD上から行なえるようになった。
Platinum版では、DTS-ESやドルビーデジタル EX、ドルビープロロジック II、SRS TruSurround XTなどのサラウンドフォーマットをサポートするほか、24bit/96kHz PCMやDivXの再生に対応する。
高画質化機能としては、プログレッシブ デインターレース機能を搭載し、ビデオデータを適切に補間。コーミングの発生などを抑えている。また、シネマエンハンスメントやシャープネス、リファインなど、7種類のフィルタを搭載し、再生映像に合わせて適用可能。複数のフィルタの同時利用もできる。同種の機能として、シャープの「Movie EffectorII」も備えている。 また、表示装置にあわせて、CRT/液晶ディスプレイ/TV/プロジェクタ/カスタムの5つのプリセットを用意した「ディスプレイプリセット」も搭載している。 オーディオ設定を統合した「Audio Booster」では、DTSやSRS TruSurround XT、SRSヘッドフォン、アコーステイックイコライザなどの設定が行なえる。また、スピーカーチャンネルごとにボリュームコントロールやディレイ設定が可能になった。ドルビーバーチャルスピーカーや、ドルビーヘッドフォン、ICEサラウンドなども備えている。 Platinum/GOLDともに、ダイナミックレンジを圧縮し、深夜視聴時の低音を抑えるナイトモードが用意される。また、プレイリスト機能も強化したほか、マウスによる再生スピードコントロールや、指定時間内でムービー再生を行なう「タイムストレッチ」、24fpsフィルムを25fps PALで再生する「PAL TruSpeed」などを備えている。
□インタービデオのホームページ (2003年7月7日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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