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ファインアーク株式会社は、ポータブルオーディオプレーヤー用のOggVorbis対応システムIPを開発。7月15日より、ポータブルオーディオプレーヤーや、ゲーム機、携帯端末などの開発メーカー向けにライセンス販売を開始し、FPGAによるシステムIPの評価キットの販売も行なう。 このシステムIPは、OggVorbis対応のポータブルオーディオプレーヤーに必要な、ハードウェアIPとソフトウェアIPを統合したパッケージ。OggVorbisではMP3に比べて、ライセンスやロイヤリティが不要などのメリットがあるが、エンコード/デコード負荷の高さなどから、リアルタイム処理が行なえるハードウェアの普及は進んでいなかった。 同社では、ソフトウェア/ハードウェアの双方での最適化を図り、12MHzと低い動作クロックでの動作を実現したという。 ハードウェアIPには、CPUとDSPを内蔵する独自設計の「マルチコアアーキテクチャ」を採用。さらにメモリカードインターフェイスや、外部メモリインターフェース、液晶表示、キー入力などの各種周辺デバイスの制御回路を統合している。ソフトウェアIPは、OggVorbisデコード用のDSPファームウェアと、システム管理用のCPUファームウェアを搭載する。
(2003年7月15日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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