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◇ 最新ニュース ◇
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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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株式会社東芝は17日、SDカードの著作権保護機能を利用し、音楽や映像、書籍などのデジタルコンテンツのコピー管理が行なえるDRM(Digital Rights Management)システムを開発したと発表した。 今回開発したシステムでは、SDカードの著作権保護機能と固有IDを利用して、コンテンツを開くための「鍵(権利)」そのものを暗号化した「鍵」を作成。この鍵とコンテンツ自体を切り離して配布する。 PCやPDAなどの情報機器に固有IDを持たせる認証形式ではなく、SDカードに保存された鍵を使った認証を行なうため、SDカードさえあれば、さまざまな情報機器で利用できる。そのため、ユーザーの利便性を損なうことなく、デジタルコンテンツに著作権保護を施すことが出来るとしている。 このシステムでは、暗号化されたコンテンツと、暗号化された鍵が揃う事で初めてコンテンツの解読が行なえるようになっており、コンテンツ自体をコピーしても、鍵が無ければ利用できない。また、SDカードに記憶させる鍵も、カードの固有IDに関連付けて暗号化するため、鍵情報をコピーしたとしても、SDカードそのものが無ければコンテンツを再生できない。 鍵とコンテンツを切り離して配布するため、コンテンツ自体の配布メディアを問わず、DVDやCD、インターネットなどで利用可能。例えば、DVDでコンテンツを配布し、視聴する際に鍵を購入してSDカードと併用することで、コンテンツの視聴を可能にするなどの様々な応用例が考えられるという。同社では、書籍や、映像、音楽などのコンテンツ販売において応用が見込めるほか、業務用ソフトや教育用コンテンツなどへの展開も視野に入れているという。また、個人間での取引でも利用可能としている。 □東芝のホームページ (2003年7月17日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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