東芝系の有料音楽配信サイト「du-ub.com」、8月末にサービス終了

8月13日発表

　株式会社ドゥーブ・ドットコムは、有料音楽配信サイト「du-ub.com」のサービスを8月31日24:00で、終了すると発表した。

　du-ub.comは2001年2月16日に開設された、有料音楽配信サイト。資本金は4億9,000万円(2002年6月現在)で、出資比率は株式会社東芝が90%、東芝EMI株式会社が10%となっている。

　サービス開始時点では、東芝EMIと株式会社ワーナーミュージック・ジャパンの2社が楽曲を提供していたが、その後ユニバーサル ミュージック株式会社、株式会社イーストワークス エンタティンメント、株式会社アール・アンド・シー・ジャパンなども加わった。価格は1曲350円。

　ドゥーブ・ドットコムは設立時、「総合音楽配信プラットフォームサービス」を提供する会社と位置付けられ、「ユーザーフレンドリーを合い言葉に、特定の配信方式・フォーマットなどにとらわれないオープンな姿勢で新しい技術やシステムの開発を積極的に行ない、導入していく」としていた。

　同社では今回のサービス終了について「経営判断によるもの」と説明しており、ドゥーブ・ドットコムは10月を目処に休眠会社となる予定。

□ドゥーブ・ドットコムのホームページ
http://www.du-ub.com
□ニュースリリース
http://www.du-ub.com/company/farewell.html
□関連記事
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～宇多田ヒカル、椎名林檎など配信
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(2003年8月18日)

[AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]

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