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MRC、フロント+サブウーファで5.1chを再現するシアターシステム


NIRO 1.1 STD
9月20日発売

標準価格:「NIRO 1.1 STD」69,800円
      「NIRO 1.1 PRO」99,800円

連絡先:営業部
     Tel.03-5372-6700


 株式会社メカニカルリサーチは、1つのフロントスピーカーユニットとサブウーファで5.1chを再現するというシアターシステム「NIRO 1.1 STD」、「NIRO 1.1 PRO」を9月20日に発売する。価格は、NIRO 1.1 STDが69,800円、NIRO 1.1 PROが99,800円。また、フロントユニット用のスタンド(5,000円)も用意される。

 同社ではNIRO 1.1シリーズの発売を機に、直販サイト「niro.net」を立ち上げる。なお、NIRO 1.1 STDはniro.netでの限定販売となる。また現在、NIRO 1.1 STDの「1カ月無料お試しキャンペーン」の参加者を受け付けている(送料1,000円は自己負担)。

 NIRO 1.1 STDは、3ch分のユニットを搭載したフロントスピーカーユニットとサブウーファ、DVDプレーヤー一体型AVレシーバからなるシアターセット。独自の「NIROSON CINEMA 1.1」技術により、従来のバーチャルサラウンドとは一線を画す音場を創造するという。フロントユニットには防磁型3インチフルレンジユニットを3本搭載し、外形寸法は460×135×110mm(幅×奥行き×高さ)、重量は3kg。

 フロント音場はL、R、センタースピーカーで再現する。Lchスピーカーに5.1chのLch信号を、Rchスピーカーに5.1chのRch信号のみを供給。センターchにはセンターch信号とともに、ソフトウェア内蔵DSPで処理した信号が小さなレベルを入力することで、スピーカーユニットの位置とスピーカーボックスの形状とあいまって、左右のセパレーションを拡大するとしている。

 リアイメージの創出にもフロントユニット内のL、Rスピーカーを使用。独自の「SFN(Spatial Filter Network)」テクノロジとHRTF(頭部伝達関数)の調整により、リアサラウンドイメージを発生させる。「ほとんど逆位相感のないリアイメージの創造に成功した」という。

 サブウーファは8インチコーンドライバを搭載したバスレフ型。外形寸法は297×297×327mm(幅×奥行き×高さ)、重量は6.5kg。

 DVDプレーヤー一体型AVレシーバには30W×3ch+50W×1chのフルデジタルアンプを内蔵。ドルビーデジタル、DTSのデコードに対応している。プログレッシブ出力が可能で、出力端子はコンポーネント、S映像、コンポジット、アナログ音声を各1系統備えている。また、アナログ音声入力も2系統装備。外形寸法は430×336×53mm(幅×奥行き×高さ)、重量は4.2kg。

NIRO 1.1 PRO
 上位モデルのNIRO 1.1 PROは、3インチフルレンジユニット5個をフロントユニットに収めた製品。リア用ユニットも内蔵したことで、サラウンドイメージが一段とクリアに再現されるという。フロントユニットの外形寸法および重量は、484×200×110mm(幅×奥行き×高さ)、4.3kg。

 また、DVDプレーヤー一体型AVレシーバの内蔵アンプも30W×5ch+50W×1chとなっている。そのほかの仕様はNIRO 1.1 STDと共通。


□メカニカルリサーチのホームページ
http://www.niro.net
□直販サイト
http://www.niro.net/jp/

(2003年9月5日)

[AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]


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