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オーディオテクニカ、USBデジタルヘッドフォンの新モデル
-ハウジング部でミュート、音量調節が可能に


ATC-HA7USB
10月21日発売

標準価格:オープンプライス

連絡先:相談窓口
     Tel.042-739-9161


 株式会社オーディオテクニカは、パソコンのUSB端子に直接接続し、USBオーディオデバイスとして利用できるアンプ内蔵ヘッドホン「ATC-HA7USB」を10月21日に発売する。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は25,000円前後の見込み。

 Windows 98 SE/Me/2000/XPに対応するほか、USBポートを搭載したiMac、iBook、Power Mac G3/G4、PowerBook G3/G4シリーズなどもサポートする。ただし、Mac OS X以降ではヘッドフォンの音量調節、ミュートボタンが利用できない。

 同社が2002年4月に発売した「ATC-HA4USB」の後継モデル。ドライバユニットの口径が前モデルの40mmと比べ、53mmに大型化。また、前モデルでは音量調節時に、マウスなどを使ってPCを操作して音量を変えなければならなかったが、ATC-HA7USBはハウジング部に音量調節ボタンやミュートボタンを装備。ヘッドフォンから直接音量調節が行なえる。

 電源はバスパワード方式で、PCとの接続はUSBケーブル1本のみ。D/Aアンプをハウジング部に搭載し、ヘッドホン内でアナログ信号への変換を行なうため、パソコン内のノイズの影響を受けにくい特徴がある。なお、PCのスタンバイ/休止状態などの節電モードに対応した低消費電力モードも備えている。

 さらに、空気のバネを使って伸びのある低音を再生するという「D.A.D.S.(Double Air Danping System)機構」を採用。無調整で頭部をサポートする3D方式のウイングサポートも装備し、快適な装着感を実現したという。

 USBケーブルは片出しで、長さは2m。インピーダンスは64Ω、再生周波数帯域は20~20kHz、最大出力レベルは30mW×2ch(1kHz、デジタル0dB出力時)、出力音圧レベル100dB/mW。重量は約315g(コード、プラグ除く)となっている。なお、交換用のイヤーパッド(HP-A900:1,500円)も用意される。

□オーディオテクニカのホームページ
http://www.audio-technica.co.jp/
□製品情報
http://www.audio-technica.co.jp/products/hp/pc/atc-ha7usb.html
□関連記事
【2002年5月1日】【魁】PCの内部ノイズから解放されるヘッドフォン?
USBヘッドフォン「オーディオテクニカ ATC-HA4USB」
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20020501/saki60.htm
【2002年3月28日】オーディオテクニカ、USB端子にダイレクト接続可能なヘッドホン
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20020328/autech.htm

(2003年9月16日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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