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松下、着脱可能なスピーカーが付属したMP3CDプレーヤー
-プレーヤーの充電池のみでドライブ可能


SL-J905
10月20日発売

標準価格:オープンプライス

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 松下電器産業株式会社は、MP3ファイルの再生に対応し、着脱可能な小型スピーカーが付属したポータブルCDプレーヤー「SL-J905」を10月20日に発売する。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は18,000円前後の見込み。

 MP3形式で記録したCD-R/RWの再生に対応するポータブルCDプレーヤー。最大の特徴は、着脱可能な小型スピーカーを採用した「アクティブ・スピーカー・システム」を搭載したこと。

 スピーカーはステレオで、CDプレーヤー本体上部に取り付け、聴きやすい角度に調整できる。プレーヤー内部のヘッドフォンアンプとは別に、スピーカーにもアンプを内蔵しており、総合出力は380mW。なお、プレーヤーの本体からの給電のみでドライブでき、外部電源は必要としない。

本体上部にスピーカーを接続可能。角度も任意に調整できる

 CDプレーヤーのアンプ部には、1チップLSIに内蔵したデジタルアンプを採用。アンプの増幅率を自動的にコントロールする「D-AGC」(Digital-Auto Gain Control)、低音強調機能「S-XBS+」、MP3の高音域を補正する「デジタル リ.マスター」を搭載するほか、新設計の「インサイドホン」も付属する。

 インサイドホンは従来のヘッドフォンと比べ、ユニットの口径を大型化し、振動板を改良。さらにハウジング形状とユニットのマッチングも見直され、低音・高音ともに再生能力が向上したという。なお、同社では、デジタルアンプやインサイドホンなど、CD本来の高品質サウンドを実現するというサウンドシステムを総称して「D.SOUND」と名付けている。

 MP3ファイルの対応ビットレートは32kbps~320kbpsで、再生可能トラック+アルバム数は999以下、アルバム階層は100以下。また、64Mbitメモリを内蔵し、音楽データを圧縮せずに音飛びを防止する「アンチスキップシステム」も搭載する。

 バッテリは角型ニッケル水素電池(HHF-AZ09)×2本を使用。別売の角型ニッケル水素電池(HHF-AZ01S/1B)や単3アルカリ電池も利用できる。付属充電池利用時の再生時間は、イヤフォン使用時で約20時間(CDDA)/約35時間(MP3)、スピーカー使用時で約5時間(CDDA)約7時間(MP3)。HHF-AZ01S/1B×2本と単3アルカリ電池×2本併用時には、イヤフォンで約68時間(CDDA)/約130時間(MP3)、スピーカーで約17時間(CDDA)/約23時間(MP3)となっている。

 プレーヤー本体の外形寸法は、126×126.5×14.9mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約218g(電池含む)/約172g(本体のみ)。スピーカーは126×25.6×14.8mm(同)で、重量は27g。

□松下電器産業のホームページ
http://matsushita.co.jp/
□ニュースリリース
http://matsushita.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn030919-1/jn030919-1.html
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【8月18日】松下、デジタルアンプ採用MP3対応CDプレーヤー
-世界最長188時間再生。「デジタル リ.マスター」も搭載
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20030818/pana.htm

(2003年9月19日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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