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東芝とサムスン、光ディスク装置事業の統合で基本合意
-出資比率は東芝が51%、サムスンが49%


9月22日発表


 株式会社東芝サムスン電子は22日、両社の光ディスク装置事業を統合することで基本合意したと発表した。今後両社間で詳細検討を行ない、日本に統合新会社を設立、韓国に新会社の事業子会社を設立する。

 統合新会社の出資比率は、東芝が51%、サムスン電子が49%で、東芝の連結子会社扱いとなる。新会社では、パソコンなどのコンピュータ機器用CD-ROM/DVD-ROMドライブなどの光ディスク装置全般に関する、事業/商品企画、製品開発、資材調達、営業などを担当する。また、韓国には新会社の100%出資子会社を設立する。新会社の売上高は2,000億円を超え、世界でトップクラスの事業規模を持つ光ディスク装置専業会社となるという。

 両社では、統合の理由について、「ドライブの高速化や超薄型化といった顧客ニーズの多様化や、DVD記録型への移行など事業環境が大きく変化しており、市場価格の下落や競合メーカーの提携などにより、競争が激化している。今後、光ディスク装置事業を発展させ、収益源としていくためには、両社の事業を統合することにより、技術力、価格競争力、製品開発力の強化や経営資源の効率化を実現していくことが不可欠であると判断した」としている。

□東芝のホームページ
http://www.toshiba.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2003_09/pr_j2202.htm
□サムスンのホームページ
http://www.samsung.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.samsung.co.jp/PressCenter/Group/030922.html

(2003年9月22日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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