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ビクター、世界最長315時間の連続再生が可能なポータブルMD
-スピーカー内蔵モデルや、デジタルアクティブスピーカーも


XM-C3-A
11月1日から順次発売

標準価格:「XM-C3」オープンプライス
       「XM-S5」オープンプライス
       「SP-A500」8,000円

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 日本ビクター株式会社は、再生専用のポータブルMDプレーヤー2機種を11月1日に発売する。デジタルアンプを採用し、最長約315時間の連続再生が可能な「XM-C3」と、簡易スピーカーを本体に内蔵した「XM-S5」を用意し、価格はどちらもオープンプライス。店頭予想価格も同じ2万円前後の見込み。また、デジタルアンプを採用したアクティブスピーカー「SP-A500」も11月20日に8,000円で発売される。


 ■ XM-C3

 デジタルアンプの採用と独自の省電力技術により、付属のニッケル水素電池と別売の単3アルカリ乾電池1本を併用した場合、約315時間の連続再生を実現(LP4時)。内蔵充電池のみでも最長約115時間の連続再生が可能。充電時間は約3.5時間となっている。

【連続再生時間】
  SP(標準)モード LP2モード LP4モード
内蔵充電池 約58時間 約80時間 約115時間
外付け単3アルカリ乾電池 約92時間 約140時間 約196時間
内蔵充電池 +
外付け単3アルカリ乾電池
約158時間 約220時間 約315時間

 本体サイズは75.4×82.2×17.4mm(幅×奥行き×高さ)。重量は本体のみで約76g、充電池を含むと約101g。カラーリングはラピスブルー(-A)、トパーズピンク(-P)、ターコイズグリーン(-G)の3色を用意する。

 本体に3つのLEDを搭載。点灯・点滅のパターンにより、4段階の充電状況や、再生中のディスクの状態などを確認できる。

 また、24bitのDSPを使い、ENERGY/CRYSTAL/SUBWAY/HEARTFULの4つの音場特性が選べる「エモーショナルサラウンド」機能を搭載。MDLP、グループ再生機能に対応するほか、4バンドのデジタルイコライザ、クリアで量感あふれる重低音を再現するという「デジタルA・C・BASS(アクティブ・クリア・バス) II 回路」も搭載する。

 なお、LP4で最長160秒、標準モードで最長40秒の音跳びガードメモリも内蔵している。


 ■ XM-S5

XM-S5-P

 再生専用ポータブルMDプレーヤーとして、業界で初めて本体にモノラルスピーカーを搭載。ヘッドフォンを使わずに、どこでも音楽が楽しめるという。薄型のスピーカーユニットを採用することで、本体の厚さ18.2mmを実現している。ユニットはセラミックタイプを採用し、磁力の漏れもないという。

 アンプ部にはデジタルアンプを採用。付属のニッケル水素電池と、別売の単3アルカリ乾電池1本の併用で、約250時間の連続再生を実現(ヘッドフォン再生時)。スピーカー再生時は、内蔵充電池のみで約9.5時間の再生が可能。充電時間は約3.5時間。充電スタンドで充電しながらの再生も可能となっている。

【連続再生時間(ヘッドフォン再生時)】
  SP(標準)モード LP2モード LP4モード
内蔵充電池 約51時間 約70時間 約93時間
外付け単3アルカリ乾電池 約80時間 約120時間 約156時間
内蔵充電池 +
外付け単3アルカリ乾電池
約136時間 約190時間 約250時間

 本体サイズは75.4×82.2×18.2mm(幅×奥行き×高さ)。重量は本体のみで約76g、充電池を含むと約101g。カラーリングはアクアブルー(-A)、チェリーピンク(-P)、シトラスオレンジ(-G)の3色を用意する。

 XM-C3同様、エモーショナルサラウンドやデジタルイコライザ、「デジタルA・C・BASS II 回路」、音飛びガードメモリーなどを搭載。MDLP、グループ再生機能も装備している。


 ■ SP-A500

 ステレオミニの音声入力を採用し、ポータブルMDプレーヤーだけでなく、CDプレーヤー、PDAなどとも組み合わせられるアクティブスピーカー。デジタルアンプとスイッチング電源を採用することで、アンプ部の厚さ19mmを実現。ノイズや歪みの少ない、クリアなサウンドを再生するという。

 通常は左右のスピーカーを密着した状態でコンパクトに持ち運べる。使用する際には左右のスピーカーを伸ばし、背面のスタンドを立て、中央のアンプ部を前に倒し、その上にMDプレーヤーなどを設置するというスタイル。

 アンプ部の最大出力は1,200mW×2ch。電源はACアダプタのみ。入力はステレオミニのアナログ1系統で、コード長は30cm。外形寸法は収納時で220×36×110mm(幅×奥行き×高さ)、開いた時で320×100×107mm(同)。ACアダプタを除いた重量は約420gとなっている。

左右のスピーカーを離さない状態でも使用できる XM-C3と組み合わせたところ。XM-C3のクレードルの下にあるのがデジタルアンプ部

□ビクターのホームページ
http://www.jvc-victor.co.jp/
□ニュースリリース (XM-C3、XM-S5)
http://www.jvc-victor.co.jp/press/2003/xm-c3.html
□ニュースリリース (SP-A500)
http://www.jvc-victor.co.jp/press/2003/sp-a500.html
□関連記事
【2002年8月1日】ビクター、充電スタンドが虹色に光るポータブルMDプレーヤー
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20020801/victor.htm

(2003年9月25日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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