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東芝、マルチドライブ採用の単体DVDレコーダ「D-R1」
-早見再生、録るナビなどRDシリーズの技術を投入


11月1日発売

標準価格:オープンプライス

連絡先:デジタルAV事業部 デジタルAV国内営業部
     Tel.03-3257-6025


 株式会社東芝は、DVDマルチドライブを搭載したDVDレコーダ「D-R1」を11月1日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は7万円前後の見込み。

 ハイブリッドレコーダ「RDシリーズ」で培った技術を投入した、同社初のDVD単体レコーダ。日本のほか、単体レコーダの需要が見込まれる北米や欧州などでも展開し、市場拡大を図っていくという。

 DVD-RAM(VRモード)に加え、DVD-RW、DVD-Rへの記録に対応。DVD-RAMはカートリッジ付きメディアに対応、DVD-RWではVRモードに対応せず、ビデオモードのみのサポートとなっている。

 MPEG-2エンコーダは、同社が1日より発売開始したハイブリッドレコーダ「RD-XS41」で搭載した「RDエンジン」と同等のものを搭載し、録画画質の向上を図ったという。3次元デジタルノイズリダクションや、簡易TBCなども搭載している。

 録画モードはRDシリーズなどと同等で、SPモード、LPモード、Justモードのほか、1.4Mbps、2~9.2Mbpsまで38段階の設定が可能なマニュアルモードが選択でき、リニアPCM音声記録もサポート。リニアPCMを利用した際の映像ビットレートの上限は8Mbpsとなる。

 映像DACは10bit/54MHz、音声DACは24bit/192kHz。フラグ検出と動き検出を組み合わせた独自アルゴリズムに基づいた「アダプティブ・リアル・シアター・モード・プログレッシブ回路」により、プログレッシブ出力に対応。「フィルムソースのDVDビデオ、録画したビデオ映像を高品位な映像で楽しめる」としている。

 再生機能も、RD-XS41と同様に音声付き1.5倍速再生機能を搭載。DVD-RAMディスク利用時には、追っかけ再生や、録画中にディスク上の別の録画済みタイトルを再生できる「録画中別タイトル再生」、試聴中のテレビ放送の一時停止/リプレイなどが行なえる「TVお好み再生」といったタイムシフト再生も行なえる。

リモコン

 チューナは、CATV対応地上アナログを搭載。入力端子は、S映像3系統、コンポジット3系統、アナログ音声3系統を装備。出力端子は、コンポーネント1系統、D2映像1系統、S映像2系統、コンポジット2系統、アナログ音声2系統、光デジタル1系統を装備する。なお、D2/コンポーネント出力は排他利用となる。また、本体前面には、DV(i.LINK)入力端子を装備。D-R1側でDV機器が操作可能で、録画や一時停止に連動する。

 録画モードの「録るナビ」では、2カ月先32番組までの録画予約に対応。Gコード予約もサポートしている。なお、Ethernetを装備しないため、RD-XS41などで搭載しているiEPGを利用した録画予約「ネット de ナビ」には対応しない。

 番組表示画面の「見るナビ」では、タイトル毎レジューム機能やワンタッチスキップなどを搭載。また、最大60枚までのDVD-RAMのディスク名/空き残量を一覧表示できる「ディスク一覧機能」や、DVD-RAMに録画済の番組を同一ディスク内でダビングできる「ディスク内ダビング機能」も備えている。

 消費電力は29W。外形寸法は430×325×78mm(幅×奥行き×高さ)、重量は4.2kg。リモコンが付属する。


□東芝のホームページ
http://www.toshiba.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2003_10/pr_j0102.htm
□製品情報
http://www.rd-style.com/index_j.htm
□関連記事
【9月24日】
東芝、マルチドライブ搭載ハイブリッドレコーダ「RD-XS41」
-「RDエンジン」で画質向上・機能一新。DVD-Rは4倍速に
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20030924/toshiba.htm

(2003年10月1日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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