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東芝、円形デザインのホームシアタープロジェクタ
-「ALREGA」第1弾。最新版「DCDi」搭載で実売15万円


10月21日発売

標準価格:オープンプライス

連絡先:映像システム事業部
     プロジェクション・ディスプレイ部
      Tel.03-3457-8428


 株式会社東芝は、ホームシアター向け液晶プロジェクタ「TLP-ET1」を10月21日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は15万円前後と見られる。ブランドネームは「ALREGA」(アルレガ)。

直径320mmの円形デザインを採用

 0.54型858×484ドットの液晶パネルを採用したホームシアタープロジェクタ。直径320mmの円形デザインを採用している。ブランドネームのALREGAは、「街頭テレビの頃やテレビ普及の初期のように、ホームシアタープロジェクタには、家族や仲間を1つの空間に集める力がある」という思いから、「みんなが(ALL)」+「再び(Re)」+「集まる(Gather)」を語源としている。

 解像感を向上させた新設計の「フライアイレンズ」を採用。100型を最短2.5mで投写でき、「6畳間の短辺方向でも大画面が得られる」としている。また。チ ルトスタンドも付属する。本体には5W×2chのステレオスピーカーを内蔵し、3段階のサラウンド効果も付加できる。モノラルソース用の擬似サラウンドも利用可能。


TLP-ET1 リモコン 背面の入力端子部

 光源には130Wランプを使用し、コントラスト比は800:1。明るさではなく色を優先したランプ光の調整を行なったという。また、ファロージャのプログレッシブ化回路「DCDi」の最新バージョンを搭載。機能としては、「動き適用クロスカラーサプレッション」、「動き適用デインターレーサー」、「フィルムモード処理」、「ハイクオリティ・スケーリング」、「動き適用ノイズリダクション」を装備。さらに、4つのエンハンサ「Vertical Detail Enhancer」、「Horizontal Detail Enhancer」Horizontal Large Edge Enhancer」、「Horizontal Chroma Enhancer」を2つの調整バーに独自にブレンドしている。

 台形補正は上下のみ。ファン回転音を抑えたシロッコファン3個を含む6個のファンを装備。内部の発熱を効率よく排気する部品配置などの静音設計により、動作音は28dBに低減された。

 4:3を16:9に変換するとき、中央の映像をあまり広げず、左右を広げて表示する「スーパーライブモード」も利用可能。そのほか、アスペクト比モードとして「フル」、「4:3」、「ズーム」を選択できる。

 ユーザーメモリは3パターンを登録可能。各ユーザーメモリに映画、スポーツ、ゲームなどの好きなアイコンを登録できる。また、「EASYボタン」を押すと、よく使う設定や調整をまとめた「お手軽設置メニュー」を表示する。チャイルドロックも備えており、電源ボタンを2秒以上押さないと電源が入らないよう設定できる。

 リモコンはバックライトつきで、入力切替、映像モード、音量、ズームのダイレクト選択・調整ボタン付き。映像入力は、コンポーネント、S映像、コンポジット、アナログRGBを1系統ずつ備える。外形寸法は320×320×130mm(幅×奥行き×高さ)、重量は3.5kg(チルトスタンド含む)。

□東芝のホームページ
http://www.toshiba.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2003_10/pr_j0202.htm
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【2002年4月17日】東芝、100型を2mで投射するホームシアター用液晶プロジェクタ
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http://av.watch.impress.co.jp/docs/20020417/toshiba.htm

(2003年10月2日)

[AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]


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