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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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NECエレクトロニクス株式会社は6日、8倍速DVD記録が可能なDVDデュアル・コンパチブルドライブ向けシステムLSIを開発したと発表した。10月末よりサンプル出荷を開始する。 サンプル価格はμPC3330とμPD63630のセットで4,000円。本年度末には月産200万セットの出荷を計画している。 光ピックアップのサーボ制御や、レーザー制御などのアナログ処理を行なうLSI「μPC3330」、ATAPIインターフェイス、エラー訂正などのデータ処理を行なうLSI「μPD63630」から構成される。 最大の特徴は、DVD-RとDVD+Rの両方の8倍速記録に対応したこと(DVD-Rの8倍速記録に関する規格は、現在DVDフォーラムにおいて策定中)。また、DVD-R/RWとDVD+R/RWの記録・再生に加え、DVD-RAMの再生にも対応できる。 同社では今回発表のシステムLSIについて、パイオニアとNECをパートナーユーザとし、両社が今後開発する記録型DVDドライブに採用される予定としている。 μPC3330では、高周波動作に対応できる広帯域のアンプを実現し、μPD63630ではデータ信号処理の高速化に加え、記録時のレーザーパワーを高度に制御できるライトストラテジ回路を採用。高倍速での安定した記録処理が可能な回路構成を実現したという。 消費電力でも、μPC3330はトランジスタ構成の最適化により、アンプ電流を削減。さらに、μPD63630ではCMOSプロセスを、現行機種の0.25μmから0.15μmを採用することで、各回路に供給するクロック周波数を最適化。現行機種に比べて消費電力を約30%低減したとしている。
また、薄型フラットパッケージを採用しており、ノートPC向けなどのスリム型ドライブにも適しているという。
□NECエレクトロニクスのホームページ (2003年10月7日) [AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]
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