| ||
|
◇ 最新ニュース ◇
|
||
|
【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
||
|
富士通テン株式会社は7日、中国の天津市に、100%出資のカーエレクトロニクス製品の販売現地法人「富士通天国際貿易(天津)有限公司」を、9月12日付けで設立したと発表した。 また、同社は11月に、同じく天津市に100%出資による設計現地法人「富士通天研究開発(天津)有限公司(仮称)」も設立予定。中国でのカーナビ、カーオーディオの開発・販売を強化し、2007年までに中国市場のカーAV機器のシェア10%、カーナビのシェア20%獲得を目指す。 中国における100%出資の販売・設計現地法人の設置は、同社として初の試み。現在は'97年に操業された「天津富士通天電子有限公司」で、日本向けのカーオーディオや、そのデッキメカニズムの生産、現地自動車メーカーへの販売を行なっている。今回の販売法人の新設に伴い、顧客対応窓口が統一される。 販売現地法人では、2004年1月より、中国国内の市販市場向けにカーナビゲーションシステムを販売する予定。発売する製品は、日本で発売している製品をベースにしたもので、商品の価格や販売地域などは、順次発表していくという。 また、設計現地法人では、中国市場に適したデザインや機能の開発を進めると同時に、現地で調達する部品を使用した設計を推進。天津市の生産機能に、設計・販売機能を追加することで、中国市場へ本格的に参入し、2007年に中国でのカーAV機器のシェア10%獲得を目指す。また、海外の販売比率を、現在の37%から5年後を目処に50%に引き上げることを目標としており、中国の販売体系強化はその一端を担うもの。
□富士通テンのホームページ
(2003年10月8日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
Copyright (c) 2003 Impress Corporation All rights reserved. |
||||||||||||||||||
|