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オーエス、左右に動かせるホームシアター向けスクリーン


A1シリーズ。手前から80型、100型、120型
11月中旬発売

標準価格:67,000円から

連絡先:本社営業部
     Tel.03-3629-5410


 株式会社オーエス(OS)と株式会社ホームシアターは9日、都内で新型の手動式スクリーン「A1シリーズ」の発表会を開催した。A1シリーズの発売は11月中旬で、価格は67,000円から125,000円。スクリーンはWF201、またはWF202(ピュアマットIIplus)を選択できるが、任意のスクリーンとの組み合わせや、120型以上のスクリーンサイズも指定できる。

型式 サイズ
(ワイド)
重量 価格
WF201 WF202
A1-080 80型 8kg 67,000円 96,800円
A1-090 90型 9kg 76,000円 105,800円
A1-100 100型 9.9kg 85,000円 114,800円
A1-110 110型 10.6kg 115,000円 139,800円
A1-120 120型 11.9kg 125,000円 149,800円

 手動式フロントスクリーン「A1シリーズ」の特徴は、スクリーンケースのフロントパネルを開閉可能とし、内部のスクリーンローラーを着脱できるようにしたこと。スクリーンのみを容易に交換できる。

 また、スクリーンケースの裏の取り付け金具に可動式ブラケットを採用。ブラケットはケース裏のレールにはめ込まれ、レールに沿って横方向に動かせる。ブラケットの取り付け強度に問題はないという。

 さらに、スクリーン下端に「テンションアジャスト機構」を装備する。スクリーン下辺を横に引き伸ばすことで、スクリーンに生じるV字型の縦じわなどを低減できるという。OSではこれらの機能を業界初としている。

 スクリーンケースはアルミ押し出し材で、ロックと解除がスムーズだという「ボールストップ機構」や、電動スクリーンのようにゆっくりと巻き上がる「ソフトワインド機構」など、同社独自の機構も搭載している。また、アルミフック棒が標準で付属する。

スクリーンケースの内部構造 スクリーケース前面に装着するフロントパネル。スクリーンサイズに合わせて3タイプある ブラケットを取り付けたところ。ケース裏面がレールになっており、横方向に動かせる
スクリーン下端のテンションアジャスタ。回すとスクリーン下部が横に引っ張られ、シワが寄りにくくなる

 そのほか、持ち運び可能なフロアスタンドタイプの「キャリアビジョン」の60型と80型ワイドが11月末前後より受注可能になる。価格はそれぞれ6万円と8万円。従来は4:3の80型だけだった。スクリーンの自立機構、収納可能な脚部など、キャリアビジョンの特徴を継承している。

 また、家庭用のプロジェクタ昇降機の新製品も参考出品された。従来モデルはプロジェクタをチェーンで上下させていたが、新製品ではチェーンの代わりにスクリーンの布を使い、静粛性と小型化を狙ったという。価格は未定。30数万円程度になると見られる。

ワイド80型のキャリアビジョンも11月に発売される スクリーン収納時のキャリアビジョン プロジェクタ昇降機。手前がスクリーン用の布を使った新製品。奥が従来製品
ファニチャータイプのラックも参考出品した。下の引き出しから80型のスクリーンを引き出せる こちらは電動式スクリーンと調光システムを組み込んだ参考出品

□オー・エスのホームページ
(10月9日現在、これらの製品に関する情報は掲載されていない)
http://www.oscorp.co.jp/j/
□ホームシアターのホームページ
(10月9日現在、これらの製品に関する情報は掲載されていない)
http://www.hometheater.co.jp/
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【2001年10月24日】ホームシアター、100インチ電動スクリーンを半額で限定販売
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20011024/home.htm

(2003年10月9日)

[AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]


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