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ソニー、民生用DVカメラのフラグシップ機「DCR-VX2100」
-3年半ぶりのモデルチェンジ。ハイブリッド液晶を採用


DCR-VX2100
12月1日発売

標準価格:38万円

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 ソニーは、民生用DVカメラの最上位機種「DCR-VX2000」を3年半ぶりにモデルチェンジし、12月1日から「DCR-VX2100」を発売する。価格は従来と同じ38万円。使用にはVX2000用のアクセサリーキット「ACCKIT-D9」(31,000円)が必要。

 同社の民生用ビデオカメラの最上位機種「DCR-VX2000」の後継機。信号処理回路を改善し、最低被写体照度を4ルクスから3ルクスに向上させた。また、マニュアル音声記録時のSN比が従来比で約6dB改善し、クリアでノイズの少ない音声が記録できるという。

 さらに、液晶モニターを2.5型ハイブリッド液晶に変更している。ハイブリッド液晶は透過型LCDと反射型LCDを組み合わせたもので、雪面・水面などの反射光が強い場合など、屋外での視認性が向上したという。

 また、ハンドル上部にズームレバーと録画ボタンを装備し、「ローアングルでの撮影操作が快適になった」としている。また、本体とハンドルの間が10mm広くなり、手袋をはめての撮影も容易になった。

 加えて、外付けタイプだったレンズキャップをフードに内蔵し、本体カラーもシルバーからダークグレーに変更された。ボディ素材は従来通りマグネシウム合金。外形寸法は120×393×159mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1.5kg(本体のみ)。VX2000より0.5kg重くなっている。

 CCDやレンズなどの基本仕様に変更はない。CCDは1/3型38万画素(有効34万画素)を3枚使用し、レンズは光学式手ぶれ補正機能が付いたフィルター径58mmの光学12倍ズーム。

 引き続きメモリースティックスロットも搭載し、メモリースティックへの静止画記録が行なえる。メモリースティックPROには非対応。

 本体にはS映像入出力、コンポジット入出力、音声入出力、DV入出力、LANC、ヘッドフォン、マイクを各1系統装備。バッテリは「インフォリチウムLシリーズ」を使用する。

□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200310/03-1009/

(2003年10月9日)

[AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]


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