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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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ヤマハ株式会社は、高級オーディオアンプ向け高精度2ch電子ボリュームIC「YAC526」のサンプル出荷を10月20から開始する。サンプル価格は500円。当初販売予定数は、3万個/月を見込んでいる。 YAC526は、8月上旬にサンプル出荷を開始した「YAC523 (0.5dB/255ステップ、7チャンネルボリュームIC)」からオーディオ性能を高め、さらにクオリティの追求に適しているという2ch構成とした電子ボリュームIC。 同社独自の回路技術により、歪みを従来品の約1/5に低減(THD=0.0002%@入力1kHz信号 1Vrms)したほか、ノイズを約1/4(1.2Vrms)に、左右のセパレーションを-20dB改善したチャンネルアイソレーション特性(-130dB@1kHz)を実現した。ボリューム範囲は-95.0dB~+31.5dBで、0.5dB/255ステップでコントロールできる。 同社では、「高級ステレオアンプの実装設計に適した、高品位なオーディオ特性と高精度なボリューム機能を実現した」とし、高級ステレオアンプ、ホームシアター用マルチチャンネルアンプ、車載用DVDマルチチャンネルアンプなどでの使用が想定されている。 また、同社製電子ボリュームICを複数個接続して、任意のチャンネル数のボリューム回路を構成できるデータインターフェイス機能も装備。具体的には、メインのステレオチャンネルに「YAC526」、残りのサラウンドチャンネルに「YAC523」を使い、コストパフォーマンスの高いマルチチャンネルアンプの音量調整を構成するといったことが可能となっている。
□ヤマハのホームページ (2003年10月9日) [AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]
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