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株式会社リアル・フリートは8日、同社が展開する家電のデザイン・ブランド「amadana」(アマダナ)のデビューパーティーを、東京・目黒のカフェ「The Lobby」で開催した。会場には、amadanaブランドの第1弾製品として11月10日に発売されるAVマルチリモコン「CR-102」(標準価格:12,000円)や、空気清浄機「PA-101」(同:22,000円)などが展示されていた。
リアル・フリートは、東芝製の液晶テレビをベースにしたピアノブラック仕上げの液晶テレビを4月に発売。「美しいカデン」をメインコンセプトに、家電をインテリアと考え、日本の住空間のデザイン向上を目指して様々な商品提案を行なってきた。
今回発表された「amadana」は、同社の新デザイン・ブランド。11月10日にAVマルチリモコンと空気清浄機を発売するほか、2004年にはFAX、マッサージチェアを発売予定。ほかにも、オーディオ機器や電話機、液晶テレビなど、様々な家電を発売していくという。
「CR-102」は、シンプルな機能とデザイン、手にした際の質感などにこだわったというマルチリモコン。14社のテレビ、ビデオ、DVDプレーヤーのリモコンコードがプリセット されている。カラーリングはブラック(B)、ホワイト(W)、グレー(G)の3色を用意。 ベース部分には、亜鉛ダイキャストを採用。手にした際の質感や重量感を高めたほか、ボタンの押し心地にもこだわっているという。また、使用頻度の低いボタンや機能を排除することで、操作性とデザイン性を向上させた。 右側面にテレビ/ビデオ/DVDの切り替えスイッチを装備。到達距離は約5mで、電源は単4乾電池×2本を使用。外形寸法は35×20×240mm(幅×奥行き×高さ)。
amadanaというブランドについて、同社の田辺井正輝社長 は「“これでいい”ではなく、“これでなくては”と思ってもらえるような、愛着の沸く家電を作りたいという気持ちから生まれたブランド」と説明。「そこに置いてあるだけで、部屋の空間を新しくデザインしてしまうような製品を作っていきたい」という。 販売はインテリアショップなどが中心となるが、「我々のデザインや考え方を理解してくださる店舗なら、そこで販売するというスタンス」(田辺井社長)。その代わり、「値段だけが魅力という店舗はお断りしている」とのこと。
なお、今後の展開については、冷蔵庫や洗濯機など、今までデザインとあまり縁がなかった、いわゆる「白物家電」のリデザインを行なう予定。また、オーディオのスピーカーなどを手掛ける構想もあるという。
□リアル・フリートのホームページ
(2003年10月10日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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