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米Cirrus Logicは15日、MPEGエンコーディングチップの新ファミリ「CS92688」と「CS92689」を発表した。DVDレコーダやハイブリッドレコーダ向けとしており、10月からサンプル出荷を開始する。量産開始は2004年前半の予定。香港で13日に開幕した「Hong Kong Electronics Fair 2003」で発表した。 CS92688は、DVアクセスコントローラの内蔵、EPGやクローズドキャプションをサポートするVBIプロセッシングの集積化、CPRMへの対応といった特徴を持つMPEGエンコーディングチップ。同社のDVDプロセッサ「CS98200」シリーズへ直接接続できる。 一方CS92689は、HDDや記録型DVDドライブとの接続のため、従来のCS92688にIDEインターフェイスを追加したもの。 同社は「第1世代のCS9228により、DVDレコーダ市場の最先端に立てた」とし、「CS92688とCS92689により、メーカーが常に要求する新機能の追加が容易になる。高成長市場における差別化も可能になる」とコメントしている。 さらに同社は、DVDレコーダのシングルボードのリファレンスデザインについてBenQと共同開発を進めていることを明らかにした。サンプル出荷は10月を予定し、2004年前半には、両社の顧客に向けて大量生産するという。 リファレンスデザインはDVDメカ、プロセッサ、MPEGエンコーダなどのバックエンドなどをシングルボードにしたもので、部品数とコストの削減が可能になる。これにより、「2004年後半には250ドルを切るDVDレコーダを提供可能」としている。
□Cirrus Logicのホームページ (2003年10月15日) [AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]
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