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三洋電機株式会社は、ポータブルナビゲーションシステム「ゴリラ」の新製品として、業界初のHDD搭載機「HD・ゴリラ」(NV-HD500)を11月20日に発売する。価格は21万円。 20GB HDD、DVDプレーヤー、テレビチューナ、7V型ワイドTFT液晶ディスプレイなどを備えたポータブルナビ。電源にカーシガーライター、ACアダプタ、リチウムイオン電池(別売)を使用でき、車外でも使用できる。 HDDには、50音検索数が約1,100万件のナビソフトを格納し、従来製品より市街地図の掲載数を大幅に強化。また、ジャンル検索時のアイコンにロゴマークを採用するなど、「よりわかりやすく、選択しやすいものにリニューアルした」としている。ナビとDVD再生の同時利用も可能。また、DVDプレーヤー部は音楽CDも再生できる。 7月発売の「タッチ・ゴリラ」(NV-DK770)に引き続き、タッチパネル式の液晶ディスプレイを採用。ナビ画面のほか、DVDビデオ、テレビを表示できる。さらに外部出力も装備し、ビデオ入力付きモニターを接続すれば、前座席でナビ、後部座席でDVD再生といった使い方もできる。 音声は本体内蔵のステレオスピーカーに加え、FMトランスミッターでの送信も可能。光デジタル出力とアナログ2ch出力を備え、光デジタルからはドルビーデジタル、DTSもストリーム出力できる。 外形寸法は180×51×137mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1kg。VICSは3メディアに対応し、見える時ラジオを内蔵する。カーシガーライター接続ケーブル、リモコン、GPS外部アンテナ、FM多重アンテナなどが付属している。 なお、HDDへ音楽ファイルを記録する、いわゆる「ミュージックサーバー機能」は搭載していない。また、テレビの録画機能も非搭載。HDDにはナビデータ(12GB)だけが収録されており、空き容量については「将来の地図情報の拡張に備えている」という。
□三洋電機のホームページ (2003年10月15日) [AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]
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