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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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■ デノン
デノンのブースでは、AVアンプのフラッグシップモデル「AVC-A1SR」の改良バージョン「AVC-A1SRAX」を参考出品している。発売時期や価格などは未定。 AVC-A1SRとの違いは、新たにドルビープロロジック IIxを搭載したこと。様々なソースを6.1/7.1chサラウンド化できる。 また、192kHz/24bitの2ch信号をはじめ、DVDオーディオなどのマルチチャンネル信号を含むすべてのデジタル信号をケーブル1本で伝送できる独自の「DENON LINK」の新バージョンを搭載予定。新たな高品位マルチチャンネルデジタル入力にも対応できるという。
その他のアンプ部やDPS部の仕様は「AVC-A1SR」と同じ。デコーダ部に、32bit DSP「Hammer Head SHARC」2個を搭載するほか、全チャンネルに192kHz/24bitのDACを搭載。ピュアーオーディオ用アンプとしても使えるクオリティを目指し、シャーシや電源部などを採用したという。
さらに、ブースの入口には、DVDプレーヤー、セパレートAVアンプの新フラッグシップシリーズ「Xシリーズ」を参考出品している。 DVDプレーヤー「DVD-X」と、AVプリアンプ「AVP-X」、パワーアンプ「POA-X」で構成されており、発売時期や価格などは未定。
パワーアンプは7.1chのデジタルアンプとなっているが、詳しい仕様は未定。DVDプレーヤーやプリアンプの仕様も未定となっている。
レコーダー関連では、23日に発表されたばかりのハイブリッドレコーダ「DHR-770SD」を展示している。11月中旬発売予定で、価格は125,000円。80GBのHDDと、DVD-RAM/DVD-Rドライブを搭載している。 機能的は、松下電器製の「DMR-E80H」と同等。地上アナログチューナを搭載し、Gコード予約録画に対応。追いかけ再生、同時録画再生、タイムワープなどの再生機能を装備するほか、高画質化機能として3次元デジタルY/C分離、外部入力TBC、ノイズリダクションなども備えている。
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DVDオーディオ/SACDに対応したユニバーサルプレーヤー「DVD-2200X」も参考出品している。発売日は未定だが、「来年の初め頃にはリリースしたい」(同社)という。価格も未定だが、同社によれば「ミドルレンジクラスの製品という位置付け」とのこと。 DVDオーディオ、SACDのマルチチャンネル出力に対応。DVD-R/RWに加え、MP3を収録したCD-R/RWの再生もサポート。回路基板はパワー部、デジタル部、ビデオ部、オーディオ部、ディスプレイ部の5ブロック構成となっており、互いの回路間の干渉を低減したディスクリート設計を採用。高画質・高音質を実現したという。 また、上位機種の「DVD-A1」や「DVD-2900」で採用された「新ピュア・プログレッシブ回路」も搭載。ほかにも、108MHz/12bitのビデオ用DACやNSV(ノイズ・シェービング・ビデオ)技術や、2本のスピーカーでサラウンド再生を行なう「TruSurround」回路などを装備する。
ディスプレイ関連では、40型の液晶テレビ「LDC-40X」と、29型の「LDC-29X」の2機種を参考出品。発売時期は未定だが、「2004年の冬前にはリリースしたい」(同社)とのこと。価格も未定となっている。 同社のスピーカー「STYLISH THEATER 7L SERIES」と同じ木目のキャビネットを採用しており、インテリア性を向上。どちらも1,280×768ドットのWXGAパネルを採用。HD表示に対応するほか、上下左右170度の広視野角を実現したという。輝度は、40型が500cd/m2、29型が450cd/m2。 なお、チューナや入力部などをまとめたメディアレシーバ部は着脱式となっており、本体背面に装着することで一体化も可能となっている。
ほかにも、Ethernetを使ったネットワークAVシステムとして、120GBのHDDを搭載したメディアサーバ「NS-S100」と、クライアント「NS-C200」を参考出品。11月にアメリカで発売予定だが、日本でのリリースは未定。 NS-S100は、MPEG-2、MPEG-4での録画・再生機能を搭載。テレビチューナを2基、FMラジオチューナを1基搭載しており、EPGを使ったテレビ番組録画などが可能。ほかにも、PCM、MP3形式での音楽録音・再生機能、JPEGの画像表示機能なども備えており、内蔵する120GBのHDDに映像や音楽を蓄積。NS-S100と同等の再生機能を備えたNS-C200に、Ethernet経由で映像や音声を配信する。
■ ヤマハ エンクロージャにマホガニー材を使った小型スピーカー「NS-pf7」を参考出品している。スタンドにトランペットで使われる真鍮を採用しており、高級感を演出している。発売時期は未定。なお、ミニコンポとのセット販売ではなく、単品のスピーカーとして販売予定。価格も未定だが、「ペアで1~5万円程度になる」という。
その他にも、薄型のデジタルAVアンプ「RX-SL100」を参考展示。また、RX-SL100との組み合わせを想定した薄型のプログレッシブDVDプレーヤー「DV-SL100」も展示している。発売時期や価格は未定。 また、5.1chスピーカーシステム「NS-10MMF」シリーズのバリエーションモデルとして、光沢仕上げの木目エンクロージャを採用したトールボーイスピーカー「NS-10MMF-WX」や、サブウーファ「YST-SW015-WX」、同仕上げの木目外枠を使った42型のプラズマディスプレイ「PDM-42」も参考出品している。
ほかにも、AVアンプのフラッグシップモデル「DSP-Z9」のブラックモデルも展示。12月発売予定で、限定販売になる予定。また、11月上旬に発売されるデジタルアンプステレオパワーアンプ「MX-D1」(60万円)と、パッシブコントローラ「YPC-1」(20万円)も展示している。
■ パイオニア パイオニアのブースでは、10月上旬から発売されているハイブリッドレコーダ4機種や、プラズマディスプレイを展示。AVアンプのコーナーでは、WMA9 Proデコーダを搭載したAVアンプ「VSA-AX10Ai-N」も展示されている。 なお、ブース内には「ホームシアタールーム」と「TADルーム」の、2つの視聴室を設置。「VSA-AX10Ai-N」だけでなく、デジタルインターフェイス「HDMI」を世界で初めて搭載したユニバーサルプレーヤー「DV-S969AVi-N」も視聴可能。さらに、プラズマテレビ向けのサラウンドスピーカーシステム「PDSP-1」も用意されている。 TADの試聴室では、10月下旬に発売される、プロスタジオ用スピーカーユニットブランド「TAD(Technical Audio Devices)」初のコンシューマ向けスピーカー「TAD-M1」が試聴できる。
□A&Vフェスタ 2003のホームページ (2003年10月23日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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