ソニーとサムスン、韓国に第7世代液晶パネル製造の合弁会社を設立 －月産数万枚の規模、量産開始は2005年夏を予定

　サムスン電子株式会社とソニー株式会社は28日、第7世代TFT液晶ディスプレイパネルの製造会社を合弁で設立すると発表した。2004年第1四半期を目処に設立する。会社名は未定。

　合弁会社は、サムスン電子が韓国忠清南道湯井(タンジョン)に建設予定の敷地内に、第7世代(ガラス基板サイズ1,870×2,200mm)のアモルファスTFT液晶ディスプレイ用製造ラインを敷設する。第7世代としては世界最大の生産規模としており、2005年夏を目処に月産数万枚規模の量産稼働を目指す。

　合弁会社の量産稼働が「第7世代パネルの標準基板サイズとしての地位を確固たるものにする」としている。また、サムスン電子ではテレビ向けパネルにおける事業拡大が、ソニーは自社製品向けの安定調達が可能になり、ひいては「世界需要に対応した積極的な商品開発・展開を進める」という。

　合弁会社の資本金は約20億ドル。CEOはSamsung、CFOはソニーから選出される予定で、量産開始までに約20億ドルの設備投資を行なう。

□サムスン電子のホームページ
http://www.samsung.com/
□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/200310/03-1028/
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【1月7日】Samsung、世界最大54型液晶テレビパネルを開発
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20030107/samsung.htm

(2003年10月28日)

[AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]

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