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ソニー、20GB HDD搭載ポータブルビデオプレーヤー
-MPEG-1/2対応、USB 2.0経由でバイオの映像を転送


11月22日発売

標準価格:オープンプライス

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 ソニーは、20GBのHDDを内蔵したポータブルビデオプレーヤー「PCVA-HVP20」を11月22日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は5万円前後の見込み。同社のPC「バイオ」シリーズの周辺機器と位置づけられており、Windows Me/2000/XPを搭載した「バイオ」に対応する。

タイトル一覧から視聴したいコンテンツをジョグレバーで選ぶ。操作は片手で行なえるという

 3.5型のTFT液晶を搭載したポータブルビデオプレーヤー。20GBのHDDを内蔵しており、PCから取り込んだ動画ファイルを外出先で視聴できる。ただし、MP3やATRAC3などの音楽ファイルには対応していない。外形寸法は84×28×120mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約300g。

 「バイオ」シリーズの周辺機器と位置づけられており、「Giga Pocket」形式のビデオカプセルファイルの再生に対応する。ほかにもMPEG-2、MPEG-1、AVI(DV)、WMVフォーマットをサポート。ただし、AVI(DV)とWMAは、転送時にMPEG-2の4Mbps(CBR)に自動変換される。

 PCとの接続は、USB 2.0を採用。映像の転送には、付属の専用ソフト「ビデオ転送マネージャー」を利用する。ビデオ転送マネージャーの転送リストに、バイオの「Giga Pocketエクスプローラ」や、Windowsのエクスプローラから、映像ファイルをドラッグ&ドロップし、ボタン1つで動画を転送できる。また、USBのストレージクラスにも対応しており、USB 2.0接続の外付けHDDとしても利用可能。

 さらに、録画予約済みのビデオカプセルをドラッグ&ドロップすれば、録画後に転送リストに自動的に追加する「転送予約」機能や、バイオ本体と接続した際、未転送ファイルを自動的に転送する「自動転送設定」などを用意。バイオ本体のスタンバイ機能に対応し、指定された時刻に自動転送を行なう機能も装備している。

 電源はリチウムイオンバッテリを内蔵。連続再生時間は約4時間。ACアダプタも付属し充電は本体で行なう。コントローラーとして、本体前面にジョイスティックタイプの「5Wayキー」を装備。メニューの項目選択や決定動作、音量調節などが可能。さらに、独立した再生/一時停止、停止ボタンも用意する。

 AV出力端子を1系統用意し、コンポジット映像、アナログ音声出力(RCA)を各1系統備えた専用ケーブルが付属する。また、ステレオミニのヘッドフォン出力も用意。「BASS BOOST」や快適音量設定「AVLS」、主・副音声切り替え機能なども用意する。

 ステレオヘッドフォン、1.5mのUSBケーブル、AVケーブル、ACアダプタ、ハンドストラップ、専用のキャリングケースなどが付属する。

ジョイスティックタイプの「5Wayキー」を装備 側面にUSB端子、AV端子などを用意する イヤフォン端子は本体上部に装備

□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.vaio.sony.co.jp/Info/2003/products_1110.html
□製品情報
http://www.ecat.sony.co.jp/vaio/acc/acc.cfm?pd=15849
□関連記事
【9月17日】【WPC EXPO 2003 会場レポート1】
ソニー編:バイオ用HDDビデオプレーヤー、ネットワークウォークマン
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20030917/wpc02.htm

(2003年11月10日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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