◇ 最新ニュース ◇
【11月30日】
【11月29日】
【11月28日】
【Watch記事検索】
キヤノン、ホーム/データ両用の液晶プロジェクタ
-デノンとデザインのコラボレーションも


LV-S3
11月17日発売

標準価格:198,000円

連絡先:お客様相談センター
     Tel.0570-01-9000


 キヤノンは、ホームシアター用途にも使えるというホーム/データ兼用のプロジェクタ「LV-S3」を11月17日に発売する。価格は198,000円。

 解像度800×600ドットのデータプロジェクタ。基本的にはデータ用途を志向しているが、デザイン面に高級感と個性を持たせ、「ホームシアター用途にも使って欲しい」というメッセージをこめたという。液晶パネルはエプソン製のD3(Dream3)パネル。

本体上面の操作パネル 背面 手前がプレゼン用、奥が基本操作用のリモコン
サイドパネルをウッド(左)、ブラック(右)に変更したところ サイドパネルの3色はデノンの7Lシリーズと同じだという

 レンズは光学1.2倍の手動ズーム。レンズシフト機構は搭載していない。100型投写時の最短距離は3.2mで、最大200型、1,024×768ドットの表示が可能。光源には160W UHPランプを搭載し、、コントラスト比300:1、明るさは1,250ルーメンとなっている。動作音は32dBA。

 映像入力は、アナログRGB(コンポーネント兼用)、S映像、コンポジットを各1系統搭載する。外形寸法は278×212.6×80mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2.2kg。基本機能の操作用とプレゼンテーション用の2種類のリモコンが付属する。

オプションの専用キャリングバッグ
 サイドパネルは交換可能で、シルバー、ブラック、ウッドの3タイプをラインナップ。製品にはシルバーが付属し、ユーザー登録後、ブラックとウッドが提供がされる。これらはデノンのシアタースピーカーシステム「7Lシリーズ」とカラーをあわせており、LV-S3と7Lシリーズのセット販売も検討中だという。

 オプションとして、床置きタイプの16:9スクリーン(80型)を用意するほか、リュックタイプにもなる専用キャリングバッグを12月に発売する予定。

 同社として初めてホーム市場を見据えた製品だが、まずは得意なデータ分野との兼用タイプをリリース。小規模オフィスなどへの導入を図り、「平日はデータ用、休日はホーム用」といった使い方を提案したいという。また、量販店などでも積極的なシアター展示を行ないたいとしている。

□キヤノンのホームページ
http://canon.jp/
□ニュースリリース
http://cweb.canon.jp/newsrelease/2003-11/pr_lvs3.html
□製品紹介
http://cweb.canon.jp/projector/lineup/s3/

(2003年11月12日)

[AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]


00
00  AV Watchホームページ  00
00

Copyright (c) 2003 Impress Corporation All rights reserved.