東芝、RDエンジン搭載のVTR一体型DVDマルチレコーダ

D-VR1

12月1日発売 標準価格：オープンプライス 連絡先：東芝DVDインフォメーションセンター 　　　　Tel.0120-96-3755 　　　　Tel.0570-00-3755

　株式会社東芝は、DVDマルチドライブとVHSの一体型DVDレコーダ「D-VR1」を12月1日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は8万円半ばと見られる。

背面

　D-VR1は、DVDマルチドライブ、VHS、地上波ダブルチューナなどを搭載したVTR一体型DVDレコーダ。DVDとVHSの2番組同時録画が可能で、DVD再生中のVHS録画、ビデオ再生中のDVD録画も行なえる。

　DVD、VHSの双方向でダビングでき、VHSからDVDへのダビング時には録画3次元DNRを適用可能。さらに、頭出し位置(VISS信号)をもとに、自動的にチャプタ分割する機能も利用できる。ただし、TBC(タイムベースコレクタ)回路は簡易タイプを搭載する。

　DVD部で記録できるディスクは、DVD-R、DVD-RW(VRモード不可)、DVD-RAM。映像DACは54MHz/10bitで、プログレッシブ出力にも対応している。DVD-RAM使用時には追いかけ再生も可能。さらに、音楽CD、CD-R/RW、ビデオCDの再生もサポートしている。1.5倍速の音声付き早見再生にも対応する。

　また、アーキテクチャにはハイブリッドレコーダ「RDシリーズ」と同等の「RDエンジン」を採用するほか、「録るナビ」、「見るナビ」といったシリーズ一連のGUIを備える。SP、LPの各画質設定に加え、38段階のマニュア設定も可能。また、ジャスト録画、かな漢字変換文字入力、ディスク一覧(DVD-RAM)なども利用できる。最大録画予約数は2カ月32番組。ネットdeナビ機能は搭載しない。

　DV端子も備えており、D-VR1側の操作でDVカメラの映像をDVDに直接取り込める。シーンの切れ目や録画日付で自動的にチャプタ分割する機能も搭載する。

　DV端子以外の入出力端子は、S映像入力×2、コンポジット入力×2、アナログ2ch音声入力×2、D2出力×1、S映像出力×1、コンポジット出力×2、アナログ2ch音声出力×2、光デジタル音声出力×1。出力のうち、コンポジット1系統、アナログ2ch音声1系統以外はすべてDVD専用出力となる。外形寸法は430×351×97mm(幅×奥行き×高さ)、重量は6.4kg。

付属のリモコン

□東芝のホームページ
http://www.toshiba.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2003_11/pr_j1201.htm
□関連記事
【リンク集】ディスクビデオレコーダ関連記事リンク集(DVD+VHS)
http://av.watch.impress.co.jp/docs/link/recorder.htm#6

(2003年11月12日)

[AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]

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