Philips、ISOMで16倍速DVD+Rを技術発表 －2004年中にDVD+RWアライアンスで策定予定

　Philips Researchは、11月3日から7日まで奈良県で開催されたISOM(International Symposium on Optical Memory)で、16倍速DVD+Rの技術発表を行なったと発表した。

　16倍速記録に対応したことで、最大容量のDVDを約6分で作成可能となるという。Philipsは新しいライトストラテジを開発。高熱と急速な冷却によりマーク長の縮小を抑制し、高速記録に対応したという。

　また、記録装置の改善も図り、特にレーザービームのトラッキング/フォーカシングの正確性/安定性を向上させた。なお、16倍速DVD+R規格については、2004年中にDVD+RWアライアンスで策定予定としている。

□DVD+RWアライアンスのホームページ(英文)
http://www.dvdrw.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.dvdrw.com/press/16x_dvdplusr.htm
□Philipsのホームページ(英文)
http://www.philips.com/
□ニュースリリース
http://www.licensing.philips.com/senl/news/documents938.html

(2003年11月14日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]

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