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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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社団法人 日本レコード協会(RIAJ)は26日、沖縄県警察本部と那覇警察署生活安全課が、沖縄市在住のカラオケ教室講師の男性(53歳)を著作権侵害の疑いで書類送検したと発表した。 男性は、1クラスあたり20~30人のカラオケ教室を毎週8クラス以上開き、生徒に対して月1回、無断複製して作ったカセットテープを1本あたり500~1,000円で販売していた。販売は教室を開講した'97年当初から行なわれており、違法にコピーした歌詞や楽譜も販売・配布していたという。なお、カラオケ教室の講師が著作権侵害で刑事告訴されたのは全国で初めて。 今回の事件は、主にカラオケ教室における不法録音物の撲滅に向けた調査・指導等を行っている「不法録音物対策委員会」の主要構成団体である日本音楽著作権協会(JASRAC)と日本レコード協会の調査の結果、判明したもの。 男性には指導や注意などの警告が行なわれたが、違法行為は改善されず、極めて悪質であるとして日本音楽著作権協会が7月28日に告訴した。今回の捜査・摘発は、これを受けてのもの。 日本音楽著作権協会と日本レコード協会は、カラオケ教室、カラオケボックス、個人宅、カルチャーセンターなどで行なわれている音楽教室における違法行為を撲滅するため、今後も訪問調査や広報活動などを行なっていくとしている。
□日本レコード協会
(2003年11月26日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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