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記録メディア工業会、記録型DVDの世界需要予測を発表
-追記・記録型とも2倍以上の伸び


11月26日発表


 社団法人日本記録メディア工業会(JRIA)は26日、記録メディア製品の2004年世界需要予測を発表した。記録型DVDは追記型が7億8,500万枚、書換型が1億7,000万枚となる見込みで、2002年よりそれぞれ228%、207%の伸びを示すと予測している。


■ 国内は北米が牽引、追記型は日系メーカーが高比率

 記録型DVDのうち、録画用が世界需要1億5,700万枚(前年比185%)、データ用が1億6,400万枚(同231%)と予測。地域別の構成比は、国内34%、北米36%、欧州25%となり、国内と北米での伸びが市場を牽引すると見ている。

 記録型DVDの生産予測は、追記型が8億6,200万枚(同227%)、書換型が1億8,700万枚(同208%)。そのうち日系メーカーの構成比が追記型で85%、書換型が84%と高い。同会では「高い技術力により、日系メーカーの高い構成比が当分続く」としている。

追記型DVD世界需要
  2003年
(推定実績)
2004年
(予測)
日本 115(397%) 250(217%)
北米 128(557%) 293(229%)
欧州 87(544%) 200(230%)
その他地域 15(750%) 42(280%)
345(493%) 785(228%)
書換型DVD世界需要
  2003年
(推定実績)
2004年
(予測)
日本 41(241%) 71(173%)
北米 18(300%) 50(278%)
欧州 20(400%) 42(210%)
その他地域 3(300%) 7(233%)
82(283%) 170(207%)
※単位:百万円、カッコ内は前年比 ※単位:百万円、カッコ内は前年比

 オーディオカセットの世界需要は、前年比81%の4億9,700万巻に減少。国内需要も同82%、7,100万巻と縮小が続いている。同協会では、MD、CD-Rといった代替メディアの台頭や、若年層の録音機会の減少を要因としている。録音用ミニディスク(MD)は、世界1億9,500万円(同95%)、国内1億4,700万枚(同95%)。

 録音用CD-Rは、世界需要が3億100万枚(同106%)、国内需要が2,700万枚(同104%)と堅調に推移。市場規模はMDを上回り、ハイエンドユーザーを中心に安定した伸びが期待できるという。

 一方、データ用CD-Rは、世界75億1,000万枚(同108%)、国内4億枚(同100%)と予測。データ用CD-RWも世界3億5,300万枚(同108%)、国内3,000万枚(同107%)と増加が見込まれる。記録型DVDメディアとは記録容量の違いから棲み分けが進み、今後も安定供給が見込まれるという。

 フルカセットビデオテープ(ブランクメディア)の世界需要は7億9,700万巻(同88%)、国内需要が1億7,300万巻(87%)と予測。需要減の要因は、「DVDレコーダの本格的な普及によるもの」としている。一方、ミニDVカセットは、世界1億3,600万巻(同116%)、国内3,800万巻(同106%)といずれも増加を予測した。

 なお、小型メモリーカードは国内需要のみを予測している。2004年はSDメモリーカードが3,130万枚(同174%)、メモリースティックが2,240万枚(同136%)、コンパクトフラッシュカードが1,100万枚(同88%)、スマートメディアが280万枚(同60%)、xDピクチャーカードが1,070万枚(同147%)。


■ アンケートでは「HDD内蔵タイプ」が増加

 需要予測と共に「DVDメディア消費調査報告書」も刊行した。8月8日から8月18日まで行なったWebアンケートの結果をまとめたもので、対象はDVDについて認知している中学生以上の男女15,556名。さらに、対象者のうちDVDレコーダ使用者1,345名、データ記録用DVDドライブ使用者3,577名については実態調査を行なっている。

 保有DVDレコーダのHDD内蔵状況については、66%が「内蔵されている」と回答。2002年の調査では40%だったため、大きく伸張している。また、HDDへの録画頻度は48%が「毎日録画している」と回答している。1週間の番組録画数は「3~5番組」が26%と最も多く、以下、「1番組未満」(24%)、「1~2番組」(23%)、「6~10番組」(16%)、「11番組以上」(11%)と続く。

 録画対象番組は、「ドラマ」(56%)がトップ。「海外映画」(47%)がそれに次ぎ、以下、「アニメ」(37%)、「音楽番組」(29%)、「邦画」(26%)、「ドキュメンタリー」(24%)、「スポーツ」(19%)という結果になった。

 データ記録用DVDドライブでは、対応メディアを調査した。結果は、「DVD-R/-RW」が29%、「DVD-RAM/-R/-RW」が16%、「DVD-RAM/-R」が13%、「DVD+R/+RW」が13%となっている。また、89%が「ドライブ内蔵PCを購入」したとし、別途周辺機器として購入したのは内蔵タイプ(22%)、外付けタイプ(21%)という結果になった。

 ディスクの購入場所としては、電気量販・カメラ量販が78%と大勢を占め、以下、「パソコンショップ」(36%)、「ディスカウントショップ」(9%)、「インターネット」(5%)、「ホームセンター・DIY」(4%)、「一般電気小売店」(4%)となった。

□JRIAのホームページ
http://www.jria.org/
□ニュースリリース
http://www.jria.org/press/pdf/pres0311b.pdf
□関連記事
【2002年11月26日】JRIA、記録メディア世界需要予測を発表
-記録型DVDは2003年に2億枚を超える
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20021126/jria.htm

(2003年11月27日)

[AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]


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