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AT-X、アニメ版「北へ。〜Diamond Dust Drops〜」の制作を発表
−DVD化も進行中、声優陣が純愛を語る


2004年1月20日放送開始

放送時間:火曜日10時
   ※週3回リピート放送あり
   (火曜日21時、金曜日16時/26時)


 株式会社エー・ティー・エックス(ATX)は8日、スカイパーフェクTV! のアニメ専門チャンネル「AT-X」において、2004年1月20日から放送が開始されるアニメ「北へ。〜Diamond Dust Drops〜」の制作発表会を開催。製作スタッフや出演声優が出席し、作品への想いや、意気込みなどを語った。

 '99年に発売されたドリームキャスト用恋愛シミュレーションゲーム「北へ。〜White Illumination〜」を原作とするテレビアニメーション。その後ゲーム版は、2003年の10月30日にプレイステーション 2で続編「北へ。〜Diamond Dust〜」が発売されている。

 ゲーム版は、夏休みを利用して北海道にやって来た主人公(プレーヤー)が、北海道の観光地や大自然を巡りながら、ヒロインの少女達と心を通わせていくというストーリー。アニメの内容も、基本的な舞台設定やキャラクターはゲーム版と同じだが、主人公の扱いは異なり、ヒロインの少女達を主人公として物語が展開するという。作品は全12回で、1人のヒロインに1〜2話を使ったオムニバス形式を採用している。

キャラクター原案とゲーム版のビジュアルは、カリスマ的な人気を持つイラストレーターのNOCCHI氏が担当 アニメ版の作画監督は、「魔法遣いに大切なこと」や「藍より青し」で人気の千葉道徳氏が務める
(C)1999, 2003 HUDSON SOFT/RED イラスト:NOCCHI
(C)2004 HUDSON SOFT/RED/Project DDD


■ 各ヒロインの魅力について

 鮮魚店の看板娘・茜木温子役の石原絵里子さんは、「明るく、元気で、ドジな温子は、自分と良く似たキャラクター。台詞だけど台詞とは思えない時もある」という。オムニバスということもあり、彼女をメインにしたストーリーは2話分しかないが「その中に温子の魅力が満載されている」(石原さん)という。

 入院療養中の病弱な美少女・白石果鈴を演じる高橋裕子さんは、ゲームとアニメという異なるメディアで演じることについて「ゲームでは、キャラクターが動きながら話すことがない。アニメとゲーム違いは台詞の間にある」と話す。まだ収録は行なわれていないが、アニメ版の果鈴については「登場人物の中で一番若いので、大人のドロドロした世界は味わって欲しくないです」と、監督にさりげなく要望。

 シネマ研究会に所属し、映画にすべてをかける才女・朝比奈京子を演じるのは能登麻美子さん。「異性より映画一筋という女性だけれど、彼女の新しい魅力を出していきたい」と抱負を語った。

茜木温子役の石原絵里子さん 白石果鈴役の高橋裕子さん 朝比奈京子役の能登麻美子さん
(C)2004 HUDSON SOFT/RED/Project DDD

 アニメの収録が初めてという天瀬まゆさんは、北野スオミを演じる。日本人とフィンランド人のハーフという美少女だが、ゲーム版の収録中には「お腹が鳴ってしまってNGを連発した」という裏話を披露。アニメ版では「他のキャラクターとの掛け合いが今から楽しみ」だという。

 家計の為に、和菓子屋で健気に働く原田明理を演じる渡部明乃さん。明理を「女の子らしく、可愛いという、自分とまったくかぶらないキャラクター」としたうえで、「だからこそ声優として、自分も17歳に戻り、彼女をきっちり演じていきたい」と抱負を語った。

 ゲーム版では「隠れキャラクター」的な存在だった催馬楽笙子を演じる高乃麗さん。ローカルラジオ番組のDJというキャラクターのため「声は良く出ているけど、姿が少ない。アニメなんだからもっと動いてる姿が見たい!」と制作陣にアピール。監督によれば、彼女もヒロインとして立派に活躍するという。

北野スオミ役の天瀬まゆさん 原田明理役の渡部明乃さん 馬楽笙子役の高乃麗さん(上)と、出演声優の皆さん(下)
(C)2004 HUDSON SOFT/RED/Project DDD


■ 「純粋で、せつない恋愛」がコンセプト

編成制作部 濱田啓路氏

 AT-Xの編成制作部 濱田啓路氏は「一騎当千神魂合体ゴーダンナー!! に続く、AT-X独自企画作品の第3弾となる。一騎当千は、DVDがオリコンのアニメーチャートで3位を獲得するなど人気が高く、ゴーダンナーも好調。『北へ。』もきっと素晴らしい作品になるだろう」と、新作にかける期待を語った。

 なお、営業企画部の山崎明日香氏によれば、まだ具体的には決定していないが、アニメ版「北へ。」のDVD化の話も進行中だという。

監督のボブ白旗氏

 監督のボブ白旗氏は、オムニバス形式を採用した理由について、「ゲームでは描けなかった女の子1人1人の魅力を描きたかったから」と説明。しかし、各話には全編に共通する要素も隠されており、「最後まで見て謎がとけるという、ゲーム的な要素も盛り込まれているので、そのあたりにも注目してください」と作品の見所を語った。

 原作の広井王子氏は、北海道という物語の舞台について「僕は東京生まれなので、北海道のファンタジックな雪にショックを受けた。こんな環境で育った女の子達は、どんなことを考えながら生きているのか? そこに興味があった」と話す。

 さらに広井氏は、「アニメでも北の大地をイメージした、純粋で、せつない恋愛を描くというコンセプトは同じ。魔法もロボットも、戦闘シーンも無いが、初恋のような、ドキドキする気持ちを感じて欲しい」と会見を締めくくった。

原作の広井王子氏 会見後には、北海道出身の歌手ALLEY:Aさんが、エンディングテーマ「会いたい 〜Love Theme from 北へ。〜」を披露した ちなみに、取材陣に振舞われたお菓子は、もちろん「白い恋人」だった

□AT-Xのホームページ
http://www.at-x.com/
□「北へ。」公式サイト
http://www.kita-he.com/
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【11月13日】【PS2ゲームレビュー】
透明な純愛と、北海道ツアーを同時に楽しめるADV
「北へ。〜Diamond Dust〜」(GAME Watch)
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20031113/kita.htm

(2003年12月8日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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