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◇ 最新ニュース ◇
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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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株式会社毎日放送(MBS)は、12月23日の地上アナログ放送「1万人の第九～山本太郎《第九》を歌う!」をドルビープロロジック II(PLII)音声で放送する。放送時間は15時55分から1時間。MBSのほか、JNN系の東京放送(TBS)、北海道放送(HBC)、中部日本放送(CBC)、RKB毎日放送(RKB)で放送する。 番組の音声をドルビープロロジック II(PLII)でエンコードし、2chステレオとして放送する試みで、ドルビーラボ日本支社では初めてとしている。PLIIデコーダを搭載したAVアンプなどでデコードすると、5.1chでの再生が可能になる。 PLIIは、5chの素材をもとに、センター、サラウンド左右の音声をフロント左右に混ぜ、2chステレオとする。PLIIデコーダ搭載機器があれば、センター、サラウンド左右の各音声を取り出し、5chで再生できる。また、2ch再生時でも「広がり感が強化され、音声内容の欠落がない」(ドルビーラボ日本支社)という。 地上アナログ放送でPLIIを再生するには、テレビやビデオのデジタルまたはアナログ音声出力端子をAVアンプなどのPLIIデコーダ搭載機器に入力。AVアンプなどの再生モードをPLIIにセットする。 同番組は、地上デジタル用の5.1ch音声で制作し、地上デジタル放送では5.1chおよび2chで放送。地上アナログは2chで放送する。2ch音声でPLIIが採用された。今後、地上デジタルの5.1chを地上アナログのサイマルキャストやデジタル放送の第2音声サービスのためにダウンミックスするケースが多くなると見られ、ドルビーラボ日本支社は「PLIIはこの作業を簡便にし、2chの視聴者に5.1chに匹敵するサラウンド再生を提供する」としている。 番組は、12月7日に大阪城ホールで行なわれた「21stサントリー1万人の第九」において、俳優の山本太郎さんが「歓喜の歌」の大合唱に参加するというもの。総監督・指揮は佐渡裕氏。
□MBSのホームページ (2003年12月19日) [AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]
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