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株式会社ノバックは、3G携帯電話用動画ファイルの出力に対応したテレビキャプチャカード「PrimeTV 7135」(NV-PT7135)を12月25日に発売する。
また、PrimeTV 7135にリモート予約機能やXVDエンコード機能などを追加する「PrimeTV 7135&7133 パワーアップパック」(NV-PT7UP)も同時発売する。価格はどちらもオープンプライスだが、店頭予想価格はPrimeTV 7135が6,980円前後、パワーアップパックが2,980円前後の見込み。対応OSはどちらもWindows 98 SE/Me/2000/XP。 Philips製の9bit A/Dコンバータ・音声多重デコーダ統合チップ「SAA7135」を採用したテレビキャプチャカード。コイルなどの電気回路がなく、PC内部のノイズに強いというシリコンチューナを搭載しており、高画質のテレビ視聴・音声多重録画ができるという。 最大の特徴は、第3世代携帯電話で再生可能な動画ファイルが作成できること。3GPP/3GPP2仕様のMPEG-4形式での出力に対応した「Video ToolBOX 1.5」が付属しており、作成した動画は「FOMA」や「CDMA 1X/WIN」、「Vodafone Global Standard」などの3G携帯や、一部の2G(PDC方式)携帯で視聴できる。なお、12月18日に発表された最新のFOMA「900iシリーズ」で採用された、AAC音声 を含む3GPP動画ファイルの出力にも対応している。
Video ToolBOX 1.5はファイルの変換に加え、カット、トリミング編集も可能。MPEG-4以外にも、MPEG-1/2、WMVでの出力も可能。TVキャプチャソフトはMPEG-1/2/4のリアルタイム録画に対応した「LifeView TVR」を付属する。
■ PrimeTV 7135&7133 パワーアップパック
キャプチャソフト「PrimePVR」と、ビデオ編集ソフト「Video Studio 7 SE DVD」、ソフトウェアエンコーダ「XVD encoder plus機能制限版」をセットにした強化パック。 PrimePVRはソフトウェアMPEGエンコーダに「CINEMA CRAFT ENCODER」エンジンを採用し、リアルタイムでの高画質MPEGキャプチャを実現したソフト。iEPGを利用した録画予約や、リモート録画予約サービス「iCommand」に対応し、外出先のPCやiモード対応携帯などからも番組予約の追加や変更が可能となる。 さらに、録画中の番組をLAN上のほかのパソコンから視聴できる「ネットワークタイムシフト」機能も備え、番組予約や録画済みの番組視聴などもネットワーク経由で行なえる。 Video Studio 7 SE DVDは、編集した場所をレンダリングせずにプレビューできる「InstaView」機能や、複数の編集点を一度に抽出できるMultiCut編集などが可能なビデオ編集ソフト。DVDオーサリング機能も備えている。
なお、XVD圧縮アプリケーション「XVD encoder plus 機能制限版」もバンドルされるが、コーデックとして外部から利用できない仕様のため、キャプチャソフトから直接XVD形式で録画することはできない。
□ノバックのホームページ
(2003年12月19日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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