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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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シャープ株式会社は、DVD-R/RWレコーダとHi-Fi VHSデッキを一体化した「DV-RW200」(愛称:D-combo)を1月28日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は8万円前後になる見込み。 DV-RW200は、同社が2003年3月に発売した「DV-RW100」の後継機。DVD用に地上アナログとBSアナログチューナを、VHS用に地上アナログを内蔵したトリプルチューナ構成となった。これにより、地上アナログ放送をDVDとVHSに同時録画可能。ただし、BSアナログはDVDのみに録画できる。 録画予約もDVDとVHSに個別に設定でき、予約録画数は各8番組/年。また従来機同様、DVD-R/RWからVHS、VHSからDVD-R/RWへの双方向ダビングが行なえる「ビデオ・DVD双方向簡単ダビング」や、DV端子を搭載している。ただし、DV端子は入力のみの対応となり、従来モデルで行なえたDVD-R/RWからDVへの書き出しはできない。 VHSテープからDVDへダビングするときに、より高画質でDVDに録画できるダビング専用回路「ダビングDNR&ダビングTBC」も搭載。DVDは、プログレッシブ再生に対応している。また、DVD+RW/Rメディアや、CD-R/RWに記録したJPEGデータの再生にも対応する。 DVD-RW/Rへの録画はVBRに対応し、録画モードはFINE、SP、LP、EP4段階に加え、32段階から選択できるようになった。さらに、FINEモードでは音声をリニアPCM形式で録音可能(それ以外のモードはドルビーデジタル2ch)。ディスク1枚(4.7GB)の記録時間は、FINEで約1時間、SPで約2時間、LPで約4時間、EPで約6時間となっている。 地上デジタルチューナやBSデジタルチューナなどから、コピーワンスの番組を外部入力した場合、DVD-RWのCPRM対応メディアであれば、直接録画することが可能。ただし、そのディスクをVHSにダビングすることはできない。 付属の「大型液晶表示付きリモコン」では、Gコードを入力した際、液晶に録画日時やチャンネルを表示し確認後は本体に転送できる。また、「ビデオ予約ボタン」と「DVD予約ボタン」をそれぞれ設けており、VHSとDVDのどちらに予約するのかを明確に指定可能。 さらにDVDへの予約は、画面を見ながらの「かんたん画面予約」も採用。リモコン操作で、画面に表示されるチャンネルと時刻の表から升目を指定することで録画予約できる。 VRモードで録画したディスクは、プレイリスト編集や、チャプタ分割/サムネイル一覧表示、フレーム単位編集などが可能。さらに、直前操作の1回のみ有効な編集取消(アンドゥ)機能も装備する。なお、編集画面を終了したあとは、編集取消はできない。また、つなぎ目を滑らかに再生する「シームレス再生」にも対応。タイトル名入力は、漢字にも対応する。 ビデオフォーマットで録画したディスクは、自動的にサムネイル付きメニュー画面が付加されるほか、DVD-RWディスクのファイナライズ解除機能も装備。 VHSデッキ部は、3倍モード専用の19ミクロンヘッド、スローや静止時にもノイズの少ない4ヘッドシステムを採用。早送り/巻戻しは500倍高速で、120分テープなら約45秒で早送り/巻戻しが可能となっている。 DV入力以外の映像端子は、S映像入力×2系統、コンポジット入力×2系統、DVD/VHS共通の映像出力×1系統、DVD専用のD2出力×1系統を装備。音声は、アナログ入力×2系統(1系統はDVD専用)、光デジタル出力(DVD専用)×1系統を備えている。 外形寸法および重量は430×346×100mm(幅×奥行き×高さ)、6.2kgで、従来モデル「DV-RW100」から変更されていない。消費電力は34W(BSアンテナ電源供給切時)。
□シャープのホームページ (2004年1月15日) [AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]
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