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マスプロ、初の自動利得調整機能付き「オートブースター」
-地上デジタル向けにUHFの入力レベルを制御


VUBCB33AG(左から増幅部、電源部)
2月3日発売

標準価格 13,500円~35,400円

連絡先 技術相談
Tel.052-805-3366


 マスプロ電工株式会社は、業界初のUHF自動利得調整機能付き家庭用ブースター「オートブースター」4機種を2月3日に発売する。各モデルの価格は以下の通り。

品名 型式 標準価格
VU・BC(BS/110度CS)ブースター VUBCB33AG 35,400円
UHF・BC(BS/110度CS)ブースター UBCB33AG 31,500円
VUブースター VUB33AG 15,200円
UHFブースター UB33AG 13,500円

UBCB33AG

 アナログ放送と地上デジタルのサイマル放送では、多くのチャンネルを受信するため、従来のブースターでは過入力になる恐れがあった。過入力になると画面がちらつき、ブースターの再調整が必要になる。

 UHFの増幅に独自の自動利得調整回路を採用したオートブースターシリーズは、入力レベルを自動で調整するため、地上デジタルが増力されても再調整する必要がないのが特徴。

 また、増幅部、電源部ともに高周波部分を金属ケースでシールドし、外来電波による妨害を防ぐとしている。

 VUBCB33AGは、VHF、UHF、BSデジタル、110度CSデジタルの帯域をサポート。2,600MHz対応機器と組み合わせて先行配線することで、将来の放送電波のすべてを最適に受信できるという。

 利得はFMおよびch1~3(76~108MHz)が20~25dB、ch4~12(170~222MHz)が25~31dB、ch13~62(470~770MHz)とBS・CS(1,032~2,602MHz)が26~35dB。外形寸法は、増幅部が148×60×135mm(幅×奥行き×高さ)、電源部が124×99×40mm(同)。重量はそれぞれ450g、260g。

 UBCB33AGは、UHF、BS/110度CSデジタル対応のブースター。利得はch13~62、BS・CS共に26~35dB。外形寸法は、増幅部が148×60×135mm(幅×奥行き×高さ)、電源部が124×99×40mm(同)。重量はそれぞれ440g、260g。

 VUB33AGはVHF/UHF向けのブースター。利得はFMおよびch1~3およびch4~12が25~31dB、ch13~62が26~35dB。外形寸法は増幅部が148×60×135mm(幅×奥行き×高さ)、電源部が124×99×40mm(同)。重量は430g、240g。

 UB33AGはUHF向けブースター。ch13~62の利得は26~35dB。外形寸法は、増幅部が148×60×135mm(幅×奥行き×高さ)、電源部が124×99×44mm(同)。重量は420g、240g。

VUB33AG UB33AG

□マスプロのホームページ
http://www.maspro.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.maspro.co.jp/new_prod/vubcb33ag/vubcb33ag.html
□関連記事
【2003年3月28日】マスプロ、地上デジタル放送に最適化した家庭用ブースター
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20030328/maspro.htm

(2004年1月27日)

[AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]


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