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デノン、スリムなシアター向けスピーカーの低価格シリーズを発売
-曲げ加工を施したエンクロージャを採用


2月下旬発売

標準価格:「SC-T5L」35,000円
      「SC-C5L」25,000円
      「DSW-5L」55,000円

連絡先:宣伝部
   Tel.03-3837-8915


 株式会社デノンは、曲げ加工の木製エンクロージャを採用したホームシアター向けスピーカー「5L」シリーズを2月下旬に発売する。トールボーイ、センタースピーカー、サブウーファの3機種をラインナップ。それぞれに3色のカラーリングを用意しており、合計9モデルとなる。

種類 型番 カラーリング 価格(1台売り)
トールボーイ SC-T5L-M 木目 35,000円
SC-T5L-S シルバー
SC-T5L-K ブラック
センタースピーカーSC-C5L-M 木目 25,000円
SC-C5L-S シルバー
SC-C5L-K ブラック
サブウーファ DSW-5L-M 木目 55,000円
DSW-5L-S シルバー
DSW-5L-K ブラック

 2003年2月に発売された「7L」シリーズの下位モデル。MDF板に曲げ加工を施したスリムなエンクロージャを採用。表面は塗装と研磨を繰り返した光沢仕上げとなっており、インテリアとしてのデザイン性と音質を両立したという。


■ SC-T5L/C5L
SC-T5L

 どちらのモデルも、90kHzの超高音まで再生可能なダイレクトドライブ方式のスーパーツイータを搭載。ネオジウムマグネットを採用し、磁気歪みを低減、綿密でクリーンな高域を再現したという。

 また、SC-T5Lは、スーパーツイータの設置位置を上位モデルの「SC-T7L」と統一しており、SC-T7Lと組み合わせて使用した場合も、定位感が損なわれないという。

 SC-T5L/C5Lのウーファユニットも共通。8cm径のコーン型をそれぞれ2基搭載しており、独自の駆動方式「P.P.D.D.(Push-Pull Dual Drive)」を採用。振動板には、軽量で弾性に優れるというグラスファイバーを使用している。

SC-C5L

 SC-T5Lのインピーダンスは6Ω。再生周波数帯域は45Hzから90kHz。台座を含む1台あたりの外形寸法と重量は、280×270×1,060mm(幅×奥行き×高さ)、5.2kg。

 SC-C5Lのインピーダンスも6Ω。再生周波数帯域は55Hzから90kHz。外形寸法と重量は、450×179×85mm(幅×奥行き×高さ)、2.2kg。専用のブラケット(ASG-7L)を使用し、壁掛けにも対応する。


■ DSW-5L
DSW-5L

 最大出力140Wのデジタルアンプを搭載したバスレフ型のサブウーファ。13cm径のコーン型ユニットを搭載。エッジに特殊ゴムを採用し、大出力時も音の輪郭が崩れず、直線性に優れた再生音を実現するという。

 クロスオーバー周波数は50~200Hz。再生周波数帯域は30Hzから200Hz。台座を含む外形寸法は220×380×510mm(幅×奥行き×高さ)、重量は11.4kg。


□デノンのホームページ
http://denon.jp/
□ニュースリリース
http://denon.jp/company/release/5lseries_1.html
□関連記事
【2003年2月5日】デノン、デザインをAVラックと合わせたスピーカーシステム
-DVDプレーヤー内蔵AVアンプも発売
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20030206/denon.htm

(2004年2月4日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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