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ナナオ、DVDプレーヤー一体型23V型液晶テレビ
−今夏には地デジチューナ内蔵の大画面製品も


SC23XA1-BL(ブルー)
3月15日発売

標準価格 236,000円

連絡先 EIZOコンタクトセンター
Tel.0120-956-812


 株式会社ナナオは5日、液晶テレビ分野に参入すると発表した。第1弾はDVDプレーヤーを内蔵した23V型液晶テレビ「EIZO FORIS.TV」(SC23XA1)。発売日は3月15日で、価格は236,000円。ブルー、シルバー、ブラックの3色をラインナップする。

 販売は直販サイト「EIZO Direct」と、一部パートナー販売店を通じて行なう。直販サイトでは、2月16日から予約を受け付ける。業界最長という3年間保証も提供する予定。3月14日までの予約成立者には、もれなくオリジナル折りたたみ自転車をプレゼントする。

 FORIS.TV(フォリス)は、パネル解像度1,280×768ドット、パネルサイズ23V型ワイドの液晶テレビ。内蔵チューナは地上アナログのみで、使用パネルは日立製とみられる。視野角は上下左右170度、明るさは450cd/m2。リビングのセカンドテレビや、寝室・書斎などでの使用を想定している。

回転、昇降可能なスタンドも標準で付属する 側面。エンクロージャのため、液晶テレビにしては分厚い DVDトレイは回転しながら収納される

 動画については、「高速応答ナチュラルオーバードライブ」、「1080iプログレッシブHD」、2-2/2-3プルダウンによる「アドバンスド・シネマ変換」などの回路を搭載。また、すべての入力映像を高解像度でサンプリングし、パネルに合わせたスケーリングを行なうリアルサンプリング方式を採用している。さらに、D1からD4それぞれの周波数に適したフィルターを適用、折り返しノイズを低減するとしている。

 内蔵スピーカーは10cm径のコーン型フルレンジユニットを2個搭載。設計は国内音響メーカーとの共同作業だという。バスレフ型で、本体背面に計2.7リットルのエンクロージャを配置。アンプ出力は5W×2ch(8Ω)で、周波数帯域は80Hz〜20kHzとなっている。

 5バンドパラメトリックEQ、BBE技術も利用可能で、CMと本編の音量差などを圧縮するオートゲインコントロールも備えている。そのほか、入力ソースごとに音量・音声モードを本体に記憶することも可能。

 DVD部はDVDビデオ、音楽CD、CD-R/RWの再生に対応する。MP3やJPEGは再生不可能。光デジタル出力も備えており、ドルビーデジタルおよびDTSのビットストリーム出力もサポートしている。

 2画面表示も可能で、PinP、PsideP(横並び)を選択できる。また、周囲の明るさに合わせて画面の明るさを調整する機能も搭載。入力端子はD4、S映像、コンポジット、アナログ音声を各1系統搭載。出力は、光デジタル、ヘッドフォンを1系統ずつ備えている。

 スタンドは標準で付属し、上下20cmの昇降や、360度の回転が行なえる。ケーブル類はスタンド脚部に収納可能。外形寸法は544×370×873〜1,073mm(幅×奥行き×高さ)、重量は19.5kg(共にスタンド含む)。

リモコンも新規設計した 映像調整メニュー シルバー(-SR)、ブラック(-BK)もラインナップする

 発表会には実盛祥隆社長も出席し、液晶テレビ市場への参入意図を次のように語った。「今後、家電とIT、動画と静止画が融合する時代になる。この時点でテレビ技術に挑戦しておくことで、将来の阻害要因をなくしたい」。

実盛祥隆社長

 また、Web直販を主体とする販売戦略については「当面、我々の想いがきっちり伝わる販売店様のみお付き合いしたい」とした。今のところパートナー店に量販店は含まれていない。2004年度の販売目標は8,700台。

 なお、FORIS.TVの第2弾として、地上デジタルチューナを内蔵した大型モデルを今夏に発売する予定。画面サイズについて実盛社長は「30インチプラスと見ていただきたい」とコメントした。

 企画部の北拓朗氏によれば、FORIS.TVの最初のコンセプトは「作られすぎた画質への疑問、飾られすぎた音への抵抗、薄型だけを強調することへの疑問」から始まったという。店頭に並ぶ液晶テレビを本当に高画質に感じるか、という問いかけから入り、テレビ向けに独自の「EIZO V.S. Technology」を開発、「自然な映像、自然な音声、存在感のある機能的なデザインにこだわった」とした。

 現在ナナオでは、パソコン用モニターや業務用モニターで培った画像表示技術、ソフトウェア開発をベースに、FORIS.TVによる動画表示技術が加わったという。今後は、画像処理、高周波、通信プロトコル、無線、半導体化といった技術に取り組む。

 なお、ブランドネームの「FORIS.TV」は「フォリス」と呼称し、“foris”はラテン語で「扉」を意味する。

 また、デザインディレクターの川崎和男氏によると、本体カラーのブルーは、石川県金沢市に所在する重要文化財、成巽閣の内部にある「群青書見の間」に塗られた「加賀群青」をイメージしたという。加賀群青はEIZOロゴにも取り入れられている。名古屋市立大学芸術工学部教授、医学博士の川崎氏は、グッドデザイン賞審査委員長も務める。'95年より、EIZOモニターのデザインディレクターを担当。

デザインディレクター川崎和男氏も出席した 加賀群青が塗られた成巽閣の「群青の間」

□ナナオのホームページ
http://www.nanao.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.nanao.co.jp/news/2004/SC23XA1.pdf
□直販サイト
http://direct.eizo.co.jp/
□関連記事
【2月5日】ナナオ、欧州市場の回復で業績予想を上方修正
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0205/nanao.htm
【2003年2月3日】ナナオ、中期経営計画を発表。液晶テレビ市場本格参入へ
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20030203/nanao.htm

(2004年2月5日)

[AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]


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