DVDフォーラム、書換え型HD DVDを承認。最新決議を公開 －ビデオコーデックはWMV9/H.264/MPEG-2を暫定承認

　DVDフォーラムは、26日から27日に開催されたDVDフォーラム総会で行なわれた、フォーラムの最上位組織「Steering Committee」による決議の結果を公開した。

　既報のとおり、HD DVDの書換え型規格「HD DVD Specifications for Rewritable Disc Version 0.9」が承認され、ビデオコーデックがMPEG-2、Windows Media 9、MPEG-4 AVC(H.264)が必須コーデックとなることが暫定的に承認された。

　ビデオコーデックについては、今後60日間でライセンスや条件などをアップデート後、次回のSteering Committeeで、個別のライセンスなどを具体的に検討し、選択する予定。また、オーディオコーデックについては、ドルビーデジタル+、DTS++、MLPの3つが必須コーデックに提案されていたが、否決されている。

　DVD-RAM関連であ、5倍速DVD-RAM規格のRev.2.0が承認されたほか、5倍速RAMのディスクテスト規格や、DVD-RAM Book Part1のVer.2.2へのバージョンアップも承認されている。

　そのほかにも、2004年度の年間予算の承認や、チェアカンパニーの承認なども行なわれている。

□DVDフォーラムのホームページ(英文)
http://www.dvdforum.org/
□The DVD Forum 25th Steering Committee Meeting Resolution(英文)
http://www.dvdforum.org/25scmtg-resolution.htm
□DVDフォーラムのホームページ(和訳)
http://www.dvdforum.gr.jp/
□関連記事
【2月27日】書換型の「HD DVD」がDVDフォーラムで承認
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20040227/hddvd.htm

(2004年3月1日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]

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