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日立、AV用途も想定した容量400GBの3.5インチHDD
-ハイビジョン映像を35時間録画できるレコーダも可能


3月出荷開始


 株式会社日立グローバルストレージテクノロジーズ(HGST)は、業界最大となる容量400GBの3.5インチHDD「Deskstar 7K400」を開発。3月11日からOEM販売を開始した。インターフェイスがATAの「HDS724040KLAT80」と、シリアルATAの「HDS724040KLSA80」の2種類を用意。サンプル価格はオープンプライス。

 Deskstar 7K400は業界最大となる容量400GBのHDD。PCへの組み込み用途に加え、デジタルレコーダなどのAV機器での使用も想定。T-13委員会が承認したデジタルビデオレコーダアプリケーション用のエラーチェック標準規格「ATA-7ストリーミングコマンドセット」に対応している。

 この規格は、何度もエラーチェックを繰り返し、全てのデータを的確に読み書きしなければならないPC用のHDDと異なり、人間が感知できないような小さなエラーを無視し、スムーズなデータの読み書きを重視したもの。これにより、映像や音楽などのストリーミング機能の向上を図っている。なお、同社は容量400GBで、HD映像を約35時間、MP3の楽曲を10万曲記録できるとしている。

 回転数は7,200rpmで、バッファ容量は8MB。平均シーク時間は8.5ms。内部データ転送速度は757Mbit/sec、アイドル時の動作音は3.1Bels。ディスクは5枚構成。本体サイズは101.6×146×25.4mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約0.7kg。

HDS724040KLSA80 HDS724040KLAT80


□HGSTのホームページ
http://www.hgst.com/portal/site/jp/
□ニュースリリース(PDF)
http://www.hgst.com/japanese/news/files/2004031101.pdf
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【2003年11月5日】Seagate、家電向けエラーチェック規格対応のHDD
-録画・再生合わせて、最大8個までのテレビ・ストリームに対応
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20031105/seagate.htm

(2004年3月12日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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