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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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イージーシステムズジャパン株式会社と株式会社デジオンは、新開発のライティングエンジン「Pz MDK」を採用したCD/DVDライティングソフト「Drag'n Drop CD+DVD4 Power Edition」を4月23日に発売する。対応OSはWindows 98 SE/Me/2000/XP。直販サイトでのダウンロード販売も行ない、価格は以下の通り。 なお、直販サイトでは機能を限定した低価格バージョンもラインナップする。さらに、4月9日から22日の正午まで、先行のダウンロード販売も実施する。期間中「4BOX+MP3」、「4BOX」、「3BOX」の3製品は各500円引きとなる。
新たに「Pz MDK」というライティングエンジンを採用。フランスのPrassi Technologyが開発したもので、DVD記録を視野に入れた新規コードとしては、最初のマスタリングエンジンになるという。
最大の特徴は、コアエンジンの全てのコードをC++ではなく、最適化されたANSI-Cで記述したこと。OSのプラットフォームとコアエンジンの間にPAL(Platform Abstraction Layer)を挟むことで、コアエンジンを書き直すことなく、複数のプラットフォームで利用できるという。なお、同エンジンは既にWin32とLinuxに対応している。
また、複数台のドライブへの同時書き込みにも対応。容量が大きなファイルや、ファイルの数が膨大になっても安定した書き込みが行なえるという。さらに、同社の前エンジンと比べ、書き込みまでの動作を約3~4倍高速化。書き込み前、HDD上にテンポラリファイルを作成する必要がなく、CPUの占有率も30%以上から20%程度に低減したという。
また、個別のドライブ対応テーブルや、ドライバクラスに依存しない仕様のため、対応するドライブの数が飛躍的に向上。同社は「数千のドライブに対応できるほか、新たなドライブも柔軟にサポートできる」としている。さらに、コアエンジンとしてはDVD+Rの2層記録や、ブルーレイディスクへの書き込みもサポートしているという。 ただし、Drag'n Drop CD+DVD4 Power Edition(以下DDCD4)では、2層のDVD+Rとブルーレイへの記録は対応していない。同社は「技術的には既に可能だが、次の製品で対応するか、DDCD4のバージョンアップとして対応するかは検討中」としている。
■立方体をモチーフにしたインターフェイス コアエンジン以外では、インターフェイスも変更している。従来のDrag'n Dropシリーズのインターフェイスは、「Data」、「Music」、「Backup」、「Video」という4つのアイコンがデスクトップに常駐し、そこに書き込みたいファイルをドラッグ&ドロップするというもの。 DDCD4では、同シリーズの特徴でもある常駐型の四角形アイコンはそのままに、外枠を透過させたり、アイコンの代わりに任意の画像を貼り付ける「Picture in BOX」機能などを搭載。デスクトップにより調和するという。
さらに、4つのアイコンをまとめて、立方体として3D表示した「All in One BOX」メニューを装備。マウスをクリックするか、ホイールを回転させることで、3DBOXも回転し、目的の機能が前面に出てくる。
なお、従来型のインターフェイスも「クラシックUIモード」として装備するほか、新たにドライブ情報を表示する機能や、書き込みの進行状況を確認するダイアログなども実装。前バージョンで用意していた、2カ国語もサポートするビデオ編集機能や、指定したディスクを挿入するだけで自動的にバックアップを行なう「Auto-Grabber」なども引き続き搭載している。 なお、先行でダウンロード販売される商品は、「Data」、「Music」、「Backup」、「Video」の各ライティング機能のみを収録したもの。「4BOX」は前述の4機能を搭載し、「3BOX」は「Video」を除いた3機能となる。また、「4BOX+MP3」は「4BOX」にMP3/MP3PROのエンコード機能を追加したバージョンとなっている。
□イージーシステムズジャパンのホームページ
(2004年3月16日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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