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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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株式会社デジオンは22日、独自の家電向けネットワークソフト「DiXiM」について、ソニーの「ルームリンク」および「VAIO Media」と相互接続を確認したと発表した。
DiXiMは、ミドルウェアとサーバー/クライアント・アプリケーションからなるマルチメディアホームネットワークソリューション。UPnP、UPnP AVをサポートし、Ethernet上の各機器に対し、保存先がどの機器かをユーザーに意識させることなく検索や配信が可能になるという。 今回、ルームリンクがUPnP AV 1.0に対応したことを受け、デジオンが「DiXiM Solution」との相互接続性について検証した。 検証に使用したのは「DiXiM Media Client」(バージョン1.0)およびメディアサーバー・ソフトウェア「DiXiM Media Server」(バージョン1.0)をインストールしたWindows XP(SP1)搭載マシンと、VAIO Media(バージョン2.5)搭載のバイオRZ72Pおよびルームリンク(ファームウェア1.03.06)。接続には100BASE-TXケーブルとHubを用いた。 検証の結果、ルームリンクからDiXiM Media Serverが公開しているコンテンツにアクセスして、機器認識、メタベースコンテンツのブラウズ・再生(MP3、MPEG-2など)が可能なことを確認した。
同様に、DiXiM Media ClientからVAIO Mediaが公開しているコンテンツにアクセスすると、機器の認識、メタベースコンテンツのブラウズ・再生(MP3、MPEG-1/2、JPEG、BMP、PNGなど)が可能だった。 ただし、VAIO MediaからDiXiM Media Server公開のコンテンツにアクセスすると、機器の認識とフォルダのブラウズは可能だが、コンテンツを見ることはできなかった。 UPnPおよびUPnP AVは、家電メーカー、ソフトウェアメーカー約600社からなる「UPnPフォーラム」が策定。UPnP AV 1.0により、異なるメーカー間であっても対応機器の相互接続が可能になる。 また、UPnPは「デジタルホーム・ワーキンググループ(DHWG)」においても標準技術と位置付けられており、今後デジオンではDHWG仕様ベースでの相互接続をめざすとしている。 □デジオンのホームページ [AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]
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