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ケンウッド、カーオーディオ春の新製品12機種
-SRS WOW対応のCD/MDレシーバや同軸2ウェイユニットなど


DPX-07MD
4月下旬より順次発売

標準価格:18,900円~66,150円(税込)

連絡先:カスタマーサポートセンター
    Tel.045-933-5212


 株式会社ケンウッドは、SRS WOWを搭載した2DINサイズのカーオーディオ4機種と、1DINサイズのCDレシーバ、薄型のDVDプレーヤーユニットを各1機種、パワーアンプ2機種、同軸2ウェイのスピーカーユニット4機種の、計12機種を4月下旬から順次発売する。各製品の価格と発売日は以下の通り。

種類 型番 価格(税込) 発売時期
2DINサイズ
 MP3/WMA対応
 CD/MDレシーバ
DPX-07MD 66,150円 4月下旬
DPX-06MD 55,125円 5月中旬
 CD/MDレシーバ DPX-05MD(シルバー)
DPX-05MDB(ブラック)
44,100円 4月下旬
 CD/カセットレシーバ DPX-04 36,750円 5月中旬
1DINサイズ
 MP3/WMA対応
 CDレシーバ
FX-9100 66,150円 5月中旬
DVDユニット
 DVD/CDプレーヤー VDP-03 33,075円 4月下旬
パワーアンプ
 4chステレオ KAC-PS541 66,150円 4月下旬
 2chステレオ KAC-PS521 44,100円
スピーカー
 STAGE II LXシリーズ KFC-LX180 24,150円 4月下旬
KFC-LX170 22,050円
KFC-LX160 21,000円
KFC-LX100 18,900円


■DPXシリーズ

 2DINサイズとしては業界初で初めて、SRSのWOWを搭載。低域再生能力を向上させるTruBassと、音像を上下方向に移動させるFOCUS技術を使用し、車内のどの席でも自然で広がりのあるサウンドが楽しめるという。

 さらに、音楽のジャンルにあわせて9モードの音質が選択できる「dB PROイコライザ」や、高・中・低域の3バンドでゲイン、Qファクター、バスブーストの調整を行なう機能も装備。カーナビが音声案内を行なう際に、自動的に音楽をミュートする「3 State NAVI ミュート機能」も備えている。

DPX-06MD

 上位モデルの「DPX-07MD」、「DPX-06MD」はMP3とWMAファイルの再生に対応したCD/MDレシーバ。対応ビットレートは48~192kbps。MP3/WMAのタグ表示にも対応しており、06MDは英・数・カナ、07MDはさらに漢字・ひらがなの表示もサポートする。

 07MDは、ローパスフィルタとハイパスフィルタ機能をあわせた「System E's Light」を内蔵。外部アンプやサブウーファなどを追加するなど、システム拡張に柔軟に対応できるという。

 DPX-05MDは、06MDからMP3/WMA再生機能を省いたモデル。シルバーとブラック(B)の2種類のカラーリングを用意する。CD/カセットレシーバのDPX-04は、CD-R/RWの再生に対応。なお、MDデッキを内蔵したDPX-07MD/06MD/05MD/05MDBは、MDLPやグループ再生にも対応している。

DPX-05MD DPX-05MDB DPX-04

 いずれのモデルもアンプ部の最大出力は、50W×4ch。MOS-FET素子を採用し、リニアリティとS/N比を向上させたという。

 ディスプレイ部はDPX-07MDのみ8階調のフルドットFL・ディスプレイを採用。05MD/05MDB/04は、ディスプレイ全体の色を12色から選べる、バリアブルカラーディスプレイを装備。さらに、12色が自動的にゆっくりと変化していくバリアブルカラーモードも備えている。


■FX-9100

FX-9100

 MP3とWMAファイルの再生に対応した1DINサイズのCDレシーバ。タグ表示にも対応しており、英・数・カナ・漢字・ひらがなの表示もサポート。SRSのWOWも搭載している。

 ディスプレイと操作パネルが電動で切り替えられる、デュアルフェイス機構を採用。各モードで余裕をもったボタン配置や文字表示ができるほか、パワーオフやアクセサリーオフ時には自動的にパネルが閉じるため、盗難予防にも役立つという。

 音質面では、DPXシリーズ同様に「dB PROイコライザ」を搭載。さらに、フロント/リアで独立した9段階のハイパスフィルタ機能、サブウーファの高音をカットする4段階のローパスフィルタを備えた「System E's Pro」を内蔵。システムにあわせた音作りができるという。

 アンプ部の最大出力は、50W×4ch。DPXシリーズ同様にMOS-FET素子を採用する。ディスプレイは8階調のFLディスプレイ。セキュリティ機能や、ナビ音声割り込み機能も備えている。


■VDP-03

 シートの下などに設置できる薄型のDVDプレーヤーユニット。DVDビデオに加え、ビデオCDやMP3ファイルを収録したCD-R/RWの再生に対応。ワイヤレスリモコンやシガーライター電源プラグを付属する。

 ドルビーデジタルの同軸出力に対応。レジューム再生機能にも対応する。外形寸法は194×245×54mm(幅×奥行き×高さ)。重量は1.85kg。


■KAC-PS541/521

KAC-PS541

 MOS-FET DC-DCコンバータを搭載したステレオ・パワーアンプ。オン抵抗を少なくすることで、動作時のロスを低減。安定したパワーと高音質を実現したとう。PS541は4chに対応し、定格出力は60W×4ch(4Ω時)、120W×4ch(2Ω時)。521は2chに対応し、125W×2ch(4Ω時)、250W×2ch(2Ω時)となっている。

 DPX-07MDなどと組み合わせると、センターユニットからパワーアンプの制御が可能。最大8台までのアンプを接続できる。また、アンプ自体にスピーカーの音質を独立して調整するイコライザを搭載しており、センターユニットのメニュー画面から操作できる。なお、アンプにもディスプレイを装備しており、センターユニットがなくてもイコライジングは調整可能。

 外形寸法と重量は、541が446×265×61mm(幅×奥行き×高さ)で4.47kg、521が386×265×61mm(同)で、3.83kg。


■STAGE II LXシリーズ

 いずれも2本1組の同軸2ウェイユニット。型番がそれぞれウーファの口径サイズを表しており、KFC-LX180は18cm径、LX170は17cm径、KFC-LX160は16cm径、KFC-LX100は10cm径。ツイータはいずれのモデルも1.6cm径を採用している。

KFC-LX180

 ツイータは、自然な高域再生を実現するというファインプロモーションPEIドームツイータを搭載。フラットな周波数特性を実現し、音質が大幅に改善したという。

 各ユニットの配置は、ウーファ/ツイータの音の到達時間を計算したUDレイアウトを採用。位相を合わせるだけでなく、第1波の耳への到達時間を合わせることで、クロスオーバー付近の合成波形が理想的な点音源に近くなるという。

 フレームには高剛性のアルミダイキャストを採用。大口径ユニットの振動板をしっかりと支えながら、背面のフレームを細くすることで開口部を広げ、冷却効果をの向上を図っている。


□ケンウッドのホームページ
http://www.kenwood.com/jhome.html
□ニュースリリース
http://www.kenwood.com/j/press/press20040325.html
□関連記事
【2003年12月16日】ケンウッド、WMA/MP3対応CDレシーバなどに3D「WOW」を追加
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20031216/kenwood2.htm

(2004年3月25日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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