◇ 最新ニュース ◇
|
||
【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
||
|
富士通株式会社は7日、サムスンSDIが供給しているプラズマディスプレイパネル(PDP)に対し、特許を侵害しているとして東京地方裁判所と、カリフォルニア中部地区連邦地方裁判所に提訴したと発表した。なお、富士通は日本において関税定率法に基づき、特許侵害製品の輸入差止申込手続きもあわせて行なっている。
提訴した特許侵害は日本で上記の1件、米国で10件の計11件。これらの特許に関して富士通は、「数年前からPDP市場に本格参入してきたサムスンSDIに対し、特許の使用に基づく対価支払を要求してきたが、サムスンSDIが応じず、特許侵害行為を継続しているため、提訴に踏み切った」としている。 なお、この件に関して日本サムスンは「2月21日にカリフォルニア中部地区連邦地裁にサムスンSDIが提訴した“特許非侵害及び特許無効確認”訴訟に逆提訴であると理解している。また、製品の輸入・販売の差し止め仮処分についても訴状が到着していないため、コメントは差し控えたい」としている。 富士通は30年以上前からPDPの研究・開発に着手。'92年に世界初の21型フルカラーPDPの製品化を実現。現在、全世界で800件以上の特許を持っている。
□富士通のホームページ
(2004年4月7日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
Copyright (c) 2004 Impress Corporation All rights reserved. |
|