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標準価格:オープンプライス
ローランド株式会社は16日、FireWire接続で24bit/192kHz対応のオーディオインターフェイス「FA-101」を4月28日に発売すると発表した。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は58,000円程度の見込み。 FA-101の概要は、すでに2月に発表されおりその時点から機能には変更がないが、これまで正確な発売日や価格などはアナウンスされていなかった。 FA-101はハーフラックサイズで、10IN/10OUTを装備。FireWireからのバス電源のみで駆動し、最高で24bit/192kHzにまで対応しているのが特徴。ただし、HDDのデータ転送速度がボトルネックとなり、24bit/192kHzでの動作時には録音再生が6IN/6OUTまでという制限がかかる。対応OSはWindows XPおよびMac OS X v10.3。対応ドライバはWindows XPの場合、WDMとASIO 2.0、Mac OS XではCore Audioとなる。 今回の発表はローランドとアップルの共同で行なわれ、アップルとしてはMac OS Xでの音楽環境が整ったことをアピールする。実際、Mac OS Xの最新バージョンである10.3.3で、FA-101をはじめとするFireWire対応のオーディオインターフェイスのドライバが標準搭載された。正確には10.3.3にアップルのサイトにあるアップデータ「FireWire Audio Driver Update 1.0.8」をインストールすることで対応する。 また、アップルとしても、これにより標準搭載のドライバとしてははじめて、24bit/192kHzに対応した。ただし現在のところ、このドライバで動作するのはFA-101のみとのこと。他社からもさまざまなFireWire対応オーディオインターフェイスが発売されているが、Core Audioの標準に準拠していないため、動作しない。今後、これに対応したものが登場することは予想されるが、しばらくはFA-101のみとなる模様だ。
□ローランドのホームページ (2004年4月26日) [ Reported by 藤本健]
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