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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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三菱電機株式会社は19日、16倍速記録に対応した記録型DVD装置向けの赤色半導体レーザー「ML1XX25シリーズ」を開発完了し、5月末より量産開始すると発表した。すでに月産500万個体制を3月末に構築済み。 DVD記録速度としては最高速の16倍速を可能にする赤色半導体レーザー。すべての記録型DVDで使用できる。DVDへ12~16倍速記録を行なうには、200mW以上の光出力が必要とされていた。同社でも1月から量産を開始した200mWの「MX1XX23シリーズ」で16倍速に対応しているが、開発品では、さらに高出力の250mWを実現した。 従来シリーズと同じく端面窓構造を採用。さらにリッジ導波路の加工精度やキンク特性(光出力-動作電流特性における非直線性)のばらつきを改善することで、高出力を得たという。 また、高速記録時に問題となる環境温度の上昇については、75度までの高温動作を保証。「高密度実装に対しても、熱設計が容易になる」としている。 □三菱電機のホームページ [AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]
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