◇ 最新ニュース ◇
|
||
【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
||
|
パイオニア株式会社は、プラズマテレビ「ピュアビジョン」シリーズの新モデルとして、新開発のパネルを採用した50V型モデルなどを6月中旬より順次発売する。 サイズは50V型と43V型の2機種で、各機種にロングスピーカー採用モデル(HDL)とショートスピーカー採用モデル(HDS)のバリエーションを用意。また、43V型にはチューナ部とディスプレイを一体化したモデルもラインナップする。 価格はいずれもオープンプライス。各モデルの店頭予想価格と発売時期、型番は下表の通り。多機能な「メインリモコン」と「簡単リモコン」の2つのリモコンが付属する。
地上/BS/110度CSデジタルと地上アナログチューナを搭載したプラズマテレビ。「PDP-435SX」を除くすべてのモデルは、外付けのメディアレシーバにチューナを内蔵。パネル解像度は、50V型が1,280×768ドット、43V型が1,024×768ドットとなっている。
最大の特徴は、独自の高画質駆動技術「P.U.R.E. Drive」に、「アドバンスドスーパーCLEAR 駆動法」を導入したこと。新たな多階調化技術を使用し、トータル57億5,000万色の表現が可能になったという。さらに、低輝度階調における表現力や、擬似輪郭ノイズの解消能力も向上したとしてる。
また、同駆動法に、画面内の明るさを検出しながら輝度をコントロールすることで、低消費電力を維持しながら中輝度域画像をより明るく映し出すという「ダイナミックブライトアップ処理」、「MPEGノイズリダクション」、「ダイナミックHDコンバータ」などの高画質化機能も取り入れている。
パネルは、前面のカラーフィルタのガラスを排除し、PDPとフィルタを一体化した「ダイレクトカラーフィルター」を採用した。前面フィルタとPDPの間で発生する多重反射を防ぎ、フォーカス感の悪化を大幅に改善したという。また、明コントラストも前モデルと比べ約20%向上。「ディープワッフル構造リブ」の採用により、輝度は43V型で1,100cd/m2、1,000cd/m2となっている。 音響面では、435SXを除き、ロングスピーカー採用モデル(HDL)とショートスピーカー採用モデル(HDS)の2バリエーションを用意。ロングスピーカーは左右方向にスピーカーの向き4ポジションに調節できる「アコースティックスイングスピーカー」仕様。ショートスピーカーはパネルのサイドだけでなく、下部にも取り付けられる「2Wayアタッチメントスピーカー」となっている。 ほかにも、すべてのモデルにHDMI端子を装備し、SRSの3Dサラウンド技術「WOW」や、24fpsのフィルム撮影を再現するという「アドバンスド・ピュアシネマ」を採用。ネットワークサービス「Tナビ」にも対応する。また、ガラスを省いたダイレクトカラーフィルタにより、43V型で約4kg、50V型で約5kgの軽量化も実現した。
□パイオニアのホームページ
(2004年5月20日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
Copyright (c) 2004 Impress Corporation All rights reserved. |
|