日本TI、17～23型液晶テレビ向けのClass-Dオーディオアンプ －サムスンなどと協力し、FPD向けに特化

5月24日発表

　日本テキサス・インスツルメンツは24日、17～23型液晶テレビ用のClass-Dオーディオアンプ2製品を発表した。6Wステレオアンプの「TPA3005D2」はすでに供給開始しており、1,000個ロット時単価は380円、10Wステレオアンプの「TPA3008D2」は6月より供給開始し、1,000個ロット時単価は400円。

　サムスンなどの液晶テレビメーカー各社と協力し、フラットパネルテレビ市場向けの要求性能や、出力電力、機能などを実現したというパワーアンプ。250kHzのパルス幅変調動作などによる出力FETにより高効率化を図り、フラットパネルテレビ向けの機能に特化することで、コスト削減を実現したという。

　ともに、外部抵抗が不要な4段階の固定ゲイン設定となっている。また保護機能として出力短絡保護回路や過熱保護回路を集積している。

□日本TIのホームページ
http://www.tij.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.tij.co.jp/news/sc/2004/scj_04_044.htm
□製品情報(英文)
http://www.ti.com/sc04112

(2004年5月24日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]

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